ホテルって不思議ですよね…1泊3000円のところもあれば、300万円のところもある。300万でも全然トップではなくて、スイスのプレジデント・ウィルソンとかは700万円の以上の部屋もあります。1泊ですよ??(総面積は1680㎡らしくよくわからない)
1泊に700万円使う人は何を購入しているのでしょう?厳重なセキュリティによる身体の安全?自己肯定感?「もてなしていますよ」という意思表示?マーケターの森岡毅さんの著書で資本主義の根本は"人間の欲"という旨の内容があります。ホテルの与えるものって人間の欲と密接に関係している気がします。自分は何を得るためにホテルに泊まってるんだろう、そしてどんなものを提供できているだろう・・・?と考える2連休でした!
1. 特徴のないホテルはいかに特徴を出すか
淡路島にある“日本一のフィッシングホテル”というキャッチコピーの「淡路島観光ホテル」今のような状況でも8月は昨年と同程度、9月には昨年の予約数を上回るV字回復を果たしたというのがすごい。釣り好きの社長が敷地内で釣りを楽しんでいたところ、ゲストからも釣りをしたいと要望があり、喜んでもらったことから徐々に釣りのサービスを整備・拡張してきたみたいです。
最初から特徴のあるbar hotel 箱根香山みたいなホテルもありますが、そうでないところがほとんど。そんな中の淡路島観光ホテルは大きなヒントがあるのでは?と思いました。
特徴は出しつつ、ホテルとしての基礎的な部分はもちろんおろそかにしない。ここもまた重要なんだろうな〜〜
2. もっといろんな人がホテル紹介をしてほしい
作家やデザイナー、その他の人たちがいつか(また)行きたいと願っているお気に入りのホテルを紹介している記事です。この紹介の仕方が面白くて、作家の方の説明にいたっては情景をイメージできるのです。特にAYANA MATHISさんの文章が好きでした。(長いですが引用させていただきます。日本語に関しては参考程度でどうぞ!笑)
この文章表現、作家の方とあって美しいなと・・・ホテルの魅力が伝わるしホテルへの愛も感じます。日本でも、もっといろんな職業の人がそれぞれの視点でホテルを紹介するのを見てみたいなと思った記事でした。
3. 魅力的な宿泊体験を設計するポイントはギャップを作ること?
エースホテル 京都でドレスコードがパジャマの映画鑑賞会をするという記事です。ツイッターでも比較的多くの方に反応をいただきました。
みなさん何に興味が湧いたのでしょうか?個人的には「ギャップ」が大きい企画は興味喚起しやすいんだな〜と思いました。エースホテル…言わずものがなスタイリッシュなイメージです。そんなエースでパジャマ??そのギャップ、言い換えると真新しさに反応したのではないでしょうか?
みたいな感じで”普通はこういうものだ”というイメージがついているものを意図的に崩すことで「なんか面白そう!」と思ってもらえるのかなと・・・と感じた記事でした。エースホテルのイベント、今後も不定期開催する予定みたいなので参加してみたい、、、
4. What is DMO
DMO・・・この業界に入るまで全く知りませんでした。DMO = Destination marketing organizationの略らしく日本語では”観光地域づくり法人”と呼ばれています。観光庁の説明を見てみましょう。
これでだいぶイメージできたのではないでしょうか。一つの地域をサービス、商品と見立ててマーケティングし、ちゃんと魅力を作る・伝えることで人にきていただく。結果、会社単体ではなくその地域が稼げるようにすることが目的なのです。観光っていろんなプレイヤーがいて成り立っているのでその中でマーケティングをすることは難易度がもちろん高いのですがその分やりがいもあると思います。そんな魅力たっぷりのDMOが京都という特徴的なエリアで募集が始まったよ〜という記事でした。興味がある方は応募してみては!?