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MemoryLeagueランキングの得点仕様について(3)

メモリーリーグはオンラインで記憶力競技の対戦ができます。
対戦の結果によってレーティングポイントが増減します。
今回は実際の具体例を見ながらスコアの算出されている仕組みを見ていきたいと思います。

基本的な仕様はこちらの記事を参照してください。

今回確認するのは、こちらの事例からです。

それぞれプレイヤーの名前をクリックすると、ゲーム種別ごとのレーティングポイントが表示されます。

得点の変動は結果の上部に記載されています。

プレイヤーの名前
1.Bunyodbek Bakhodirovich (以下、Bunyoさんと略します)
2.Melanie Höllein  (以下、Melanさんと略します)

※メモリーリーグのゲームでは、プレイヤーの名前を任意で設定できるため、本名と同じにしている場合もありますが、基本的にゲーム内のニックネームである扱いであるため、個人を特定できる情報にはあたらない認識です。このため、個人情報には該当しないため、表記された名前をマスキングすることなく掲載させていただいております。

Bunyodbek Bakhodirovich won! And got a new personal record!Rating:+54→1762
Melanie Höllein lost!Rating:-7→1574

Bunyoさんは、このゲームに勝ち、自己ベスト1の記録を出して、スコアが伸びたため、+54ポイント獲得して、1762ptとなりました。
よって、対戦前は、1762-54=1708ptであったということになります。

Melanさんは、このゲームに負けたので 7ポイント失い、1574ptとなりました。
よって、対戦前は、1574 + 7 = 1581ptであったということになります。

このため、対戦前のレーティングポイントの差は、1708-1581=127なので
WINS要素でレーティングポイントが強いほうが勝った場合の、
レーティングポイント変動は以下の表より、7ptととなります。

もし、レーティングポイントが弱いほうのMelanさんが勝っていた場合は、
17ptの移動が行われていたことになります。
番狂わせの加算がされるということですね。
なので、いち早くWINGSポイントを溜めたい場合は、
強い人に勝つと高得点が加算されます✨

Melanさんは、今回、自己ベスト5のスコアを出せずに、負けてしまいましたが、開始時のレーティングポイントの差分より、ハンディが与えられて、
本来ハンディが無ければ12pt引かれるところが -7ptとなっています。

一方、ゲームに勝ったBunyoさんは、WINSポイントで +7に合わせて、
成績が28正解し、自己ベスト1を獲得したため、スコア要素の加算がされています。 スコア要素は、獲得ポイントからWINSポイントを引けばよいので、54 - 7 = 47 ですね。

ベスト5のスコアからWINSを逆算してみますと89ptになります。

ゲーム後のレーティングポイント構成

そこから逆算すると、対戦前は以下のようになっていたはずです。

ゲーム前のレーティングポイント構成

ベスト5のスコアのうち、正解数24の110ptが消えて、正解数28の157ptが加算されたために、差分が47となっています。トータルが1708ptなので計算あっていますね😊

なお、Inter Names、Names、Wordsでは、開始前のレーティングポイントの差が500pt以上ある場合は、強い人が勝った場合は、WINSポイントの移動は0となります。
つまり、力の差が大きすぎる場合は、強い人と対戦して負けても(弱い人と対戦して勝っても)WINGSポイントは増減しないことになります。

得点の仕組みを理解することで、正しい目標設定や、効率的にレーティングポイントを獲得していくことができます。ぜひ日々の練習に役立ててくださいね😊

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