会話の中で、ふと引っかかったこと
ちょっと、とりとめのない文章になりますが……。
本日、自分の母親と同世代ぐらいの女性と喋る機会がありました。
その女性は、5人兄弟で、上の4人が全て女性、末っ子のみが男性ということでした。
その後、母親は早逝してしまったそうです。
「じゃあ、お姉ちゃんがお母さんの代わりでしたね」と言うと、
「そうなのよ」と仰っていました。
それを聞いて、ふと思ったのが、
(もしかしたら、彼女の母親は、「なんとしても男の子を生まなければ」というプレッシャーがあったんじゃないだろうか)でした。
なんとなくの、想像なのですが……。
つまり「長男(跡継ぎ)」が欲しかったのではないか?ということです。
山崎まさよし氏の歌に「ぼくは長男。長男の災難」と歌ったものがあります。「親戚づきあい、法事の接待……」と、リアルな歌詞の連続で、それだけ長男の存在が大切だということです。
考えすぎなのかもしれませんが、長女の方と末子の方の年齢差が20歳以上あるようでしたので、計算しやすいように20歳で初めて出産したとしても、末っ子を生んだのは40代ということになります。
60年ちょっと前に40代で出産するのが、どれだけの大変さだったでしょうか……。
余談ですが
昔は「子供を産むのが当然。ようやく一人前」みたいな感じで、子供を生むまでは肩身が狭いみたいな感じだったようです。
今は、生むのも生まないのも、自分で選択するという時代です。
選択の余地がない大変さと、自分で選択をする大変さ。そんなことを考えたりもしたのでした。
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