いちばん好きなシュトーレン
今日はクリスマスイブ。
例年に比べると少々ワクワク感が少ないのは、やはり今年の特殊な環境からでしょうかね。
でもやっぱり、クリスマスはクリスマス! 楽しまなくちゃ。
クリスマスのお菓子といえば、ここ何年かは、シュトーレンの人気がすごくて10月くらいからいろいろな種類のシュトーレンが出回ります。ぎっしり詰まった重厚な生地とたっぷりのバター&粉糖。冬のお菓子ですね。
ありがたいことに、毎年何種類かのシュトーレンをいただく機会があります。ベーシックなものから、ほうじ茶やチョコレート、トロピカルフルーツを使ったものなどバリエーションがあるなか、私がいちばん好きなのは・・・
これ!
代々木上原にあるレストラン「セララバアド」の橋本シェフ が作る、ちょっとユニークなシュトーレンです。
見た目からもタダモノならぬ気配を感じることと思いますが、これがまた、あけてビックリなわけです。
そう「あけて」食べるのです、これ。
スプーンなどでカツンと割ると、
じゃん! 中にはドライフルーツとナッツがぎっしり。
周りの生地はごく薄くパリパリで、クリスマススパイスの香りがほんのり。
中のフルーツとナッツにもかすかにスパイスの香りが。甘み、酸味、食感がとりどりで、噛むごとにじわっと口の中で融合します。ひと口食べ終わると、クリスマス気分がパツパツに。
残念ながら非売品で、こちらはシェフのご好意で分けていただいたもの。
シュトーレンの常識を覆す形状ですが、構成要素はしっかりと入っています(マジパンは入ってないけれど)。
こんなかわいいカード付き。
あったかい紅茶を入れて、ゆっくり楽しみます。
みなさまも素敵なイブをお過ごしください。