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ラグビーワールドカップ2019注目選手 ロック(LO)編

ロック(LO)とは

ロック(略称:LO、背番号:左ロック 4番/右ロック 5番)
ラインアウトの時にジャンプを持ち上げる、ジャンプする役割や密集での軸を担うセットプレーの中心選手。そのプレーのため、チーム一の長身の選手が多いポジション。また密集では果敢なタックルで相手をしっかり押さえます。

注目選手① トンプソン・ルーク選手(日本)

日本でのプレー歴、特に東大阪を本拠地とする近鉄ライナーズではベテランで、「トモさん」の愛称で親しまれています。現在の日本代表では最年長38歳で4回目のワールドカップを迎えます。前回ワールドカップ終了後に一度は代表を引退したものの、自ら再燃して再チャレンジしてワールドカップの出場権をつかみました。「侍」と呼ばれるトンプソン選手のプレーは献身的・自己犠牲で日本代表のお手本です。

注目選手② マロ・イトジェ選手(イングランド)

2016年の初キャップでMan of the match(MOM、マンオブザマッチ)に選出された活躍、同年のワールドラグビーの新人賞を受賞しました。ラグビーともにサッカーやバスケットボール、陸上でも一流の成績を残したフィジカル、フィットネスは抜群。「将来のイングランド代表キャプテン」と呼ばれるイングランドの若きエースの活躍が楽しみです。

注目選手③ ブロディー・レタリック選手(ニュージーランド)

204cm/123kgの恵まれた体格で、ラインアウトの空中戦を制し、密集の中心でチームを支えるオールブラックスの要の一人。恐怖心という言葉を知らないのか?と思ってしまうほど強烈でまっすぐに向かってくるタックルは絶対に見たいポイントです。
なお、ワールドカップ終了後には日本のトップリーグ(神戸製鋼コベルトスティーラーズ)でプレーをすることが決まっています。

その他の注目LO選手

日本代表では、トンプソン選手以外にも、ヴィンピー・ファンデルヴァルト選手ジェームス・ムーア選手など海外生まれの日本を愛するナイスガイが勢ぞろいです。
ニュージーランドには、レタリック選手と並んで人気も実力もあるのが、サミュエル・ホワイトロック選手。二人が並ぶと圧巻です。また、日本と対戦するスコットランドのジョニー・グレイ選手はタックル精度が高く、相手にするには怖い選手ですが見所です。





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