文章と音声

最近僕はラジオコンテンツが熱いと思っています。
ラジオって映像がないので音声一本で勝負する世界。
映像コンテンツと比較すると市場(パイ)が小さいのは明らかですが、物事って常に光と影、表裏一体で成り立っています。

ラジオの良いところ。
・ラジオって感情を乗せやすい
・文章だと伝わりづらい内容も、音声だと伝わることがある

ホリエモンは「日本人の識字率は高い、でも日本語を読めてる人って本当に少ない。」と発言しています。
日本って、義務教育のおかげである一定レベルの読み書き水準を保っているのですが、文章を読んで真意を理解できる人が少ないという事。
その通り!とも思っているのですが、反面、文章の言い回し(説明)が悪いのかなとも思っています。
難しい言葉や、分かりにくい表現をを多用し過ぎている等。

ただ文章にも良い点があります。
文章って、何度も『読み返し』が出来るのです。
皆さんもこんな経験があると思います。
ちょっと難しいなぁと思う文章も、何度か読み返している内に理解できたって経験。
テスト勉強や専門書を読む時など。
この点から文章とは『狭く深く』突き刺すのに向いているツールだと思ってます。

一方、音声とは『広く浅く』突き刺すのに向いているツール。
文章を読むのとは異なり、音声って『ながら聞き』が出来るのです。
文章を読むのと比較すると、コンテンツに触れるのがお手軽。
だからこそ、内容が抜けやすいという点もありますが、ココでも表裏一体です。
まぁ予防策として、本当に大事なことは何度でも言う!というのがありますが。

まとめると
・文章では具象化されたものが響きやすい(深堀できる)
・音声では抽象化されたものが響きやすい(拡散できる)

音声も映像が加わったものと、音声のみのラジオでは違うというのもありますが、その話はまた今度。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?