ストレスは他人に伝染する

タバコの煙が喫煙者以外の健康に害を及ぼす『副流煙』の効果同様、ストレスも他人に伝染する。
これは「セカンドハンド・ストレス」と呼ばれており、カリフォルニア大学の研究者ハワード・フリードマンとロナルド・リジオにより報告されていることだ。

最近、僕は「次期参院選にNHK党から立候補したい」と妻に打ち明けた。
妻は「目立ったことはしてほしくない、平凡に暮らしたい」と思っている人。
僕が選挙に出たいと打ち明ける事により、妻に大きなストレスを与える事となっていた。
その姿を見ることによりストレスが伝わり、僕もイライラすることが増えてしまった。
#脳のミラーニューロン
その結果、昨夜子供の歯を磨こうとした際、嫌がる子供がモノを投げ、そのモノが歯ブラシに命中して歯ブラシを落としてしまい、僕のイライラは爆発した。これが導火線の火付けとなっただけで、蓄積していた日々のストレスが爆発したのだ。

人はストレスを感じると『コルチゾール』というストレスホルモンを分泌する。
コルチゾールの主な働きは、肝臓での糖の新生、筋肉でのたんぱく質代謝、脂肪組織での脂肪の分解などの代謝の促進、抗炎症および免疫抑制などがある。
生きていく上で必須のホルモンですが、コルチゾール値の高い状態(ストレスが高い状態)が続くと、うつ病・不眠症・精神疾患や生活習慣病の原因となる。
顔が肥満したり(ムーンフェイス)、胴体や首の後ろが太くなったり、あるいはヒゲが濃くなったりもすると言われる。

ストレスが高い状態は、肉体的にも精神的にも良くない。
ストレスの発散方法は人それぞれ違う。
自分にとってのストレス発散方法、これをちゃんと理解して、時々ストレス発散を行うことは必要。
そんなことを思った出来事でした。

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