プレゼント選びのセンスは、光る才能だと思う。
プレゼントは何をもらっても嬉しいし、私はこだわりというものがないからどんな物をもらっても喜んで使う。
だけど2019年、「このプレゼントはセンスがありすぎるな…この光るセンスは才能だと思う…!」と思えるプレゼントをもらって、
この気持ちはしっかりと言語化しておきたいと思って、この記事を書いているよ!
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友人からもらったプレゼントは、「テンポドロップ
”Tempo Drop(テンポドロップ)は17世紀ヨーロッパが起源の気象観測機器「ストームグラス」を元に生まれたインテリアオブジェクトです。”
”手元で輝く繊細な結晶を眺めたり、毎日変化する結晶の表情から季節の変化を感じられるオブジェとしてお愉しみください。”
(”WEBO Online Storeから引用”)
ガラスの中の結晶が、季節や気温によって毎日変化するオブジェ。
これを、結婚祝いに友達からもらった。
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結婚祝いのプレゼントって、お箸とかマグカップとか、写真立てとか、料理グッズとか、お揃いの靴下とか、パジャマとか、
色々なものをもらって、どれもすごく嬉しかったのだけど、
この「テンポドロップ」は予想の斜め上をいく贈り物で、
「これを選ぶ友人のセンスは万人が持っているものではないよな…!光ってるよな…!」と感動した。
具体的にいうと、このプレゼントは
◇「結婚式 お祝い プレゼント」のGoogle検索ではランキング入りしてこなさそうなプレゼントである。
◇私も旦那も特別な天気マニアではない。
という点から、すごく斜め上をいっている。
私みたいな凡人のプレゼント選びは基本的に、
Googleとかで検索して結婚式のお祝いとして万人受けしそうなものの中から、贈る相手の趣味に合うものを選ぶか、
贈る相手がすごく好きで好みのものの中から選ぶか、
このどちらかだと思う。
お箸とか写真立ては、結婚式のお祝いとして上位にあがってくるものだから、私も複数人からもらった(どれを何回もらっても平等に嬉しかったよ!!)。
それから、”贈る相手の趣味に合うもの”でいうと、私は特別にどっぷりハマっている好きなものがないから、「自分か好みのもの」みたいなものはもらわなかったけど、
例えばコスメ好きな人にはコスメを、特定のキャラクターが好きな人にはキャラクターウェディング仕様になっているぬいぐるみを、料理好きの人には新生活で使えそうな料理グッズを、
みたいな感じになると思う。(好みが分かりやすい人は贈る側にとってもプレゼントを選びやすいし、もらう側にとっては高い確率で気にいるものをピンポイントでもらえて、すごく効率的でいいと思う。羨ましい。)
だけど、このテンポドロップはどちらにも当てはまっていなくて、度肝を抜いている。私には絶対に選べない。
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それから、このプレゼントのセンスが光っている理由は
◇ターゲットが広くて老若男女の好みのツボに入る確率が高い。
◇プレゼントから3ヶ月たっても話題にのぼる。
からだと思う。
私も経験したことがあるけど、結婚祝いってなんとなく、プレゼントを贈る相手だけじゃなくて、
贈る相手+そのパートナーへ
みたいな要素が強くて、そうなると”男女”に贈るプレゼントである確率が高い。
これってすごく難しい…!
男女ってだけで二人が気にいるものを見つけるもは難しくてそれだけでもGoogleに頼ってしまいそうになるし、
友人のことはよく知っていても、友人のパートナーのことまではそこまで知らないことも多いと思うから、
そうなるとどうしても無難に選びたくなるか、諦めて友人の好みよりに選んでしまったりする。
だけど、このテンポドロップは私だけじゃなくて、旦那のハートもしっかり掴んでいてい、
嬉しそうに興味津々で見ている旦那を眺めていると私まで幸せになって、
ダブルでこのプレゼントを楽しめた。お得。
それから、どんなにいいプレゼントでも、時間がたってもアクティブ話題にのぼるプレゼントって少ないと思うんだけど、
このテンポドロップは、目にしただけで今日はどんな結晶になってるのかな、天気は反映されているのかな、雨の日はどんな結晶になって快晴の日はどんなになるんだろう、っていう話題にのぼった。(私と旦那は好奇心が旺盛なほうだから、このプレゼントとの相性もなおさらによかった。)
旦那は、このテンポドロップを持ってオーストラリアに帰国したのだけど、「日本にいた時と結晶の様子が違うよ……!ほら……!」と電話越しに見せてきたりもした。
国境と時間軸を超えて、このプレゼントは私たちの中でアクティブな話題になったよ。
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プレゼント選びのセンスは、例えば、歌が上手だとか、スポーツができるとか、コミュケーション能力が高いとか、そういうものと横並びにできる才能とスキルだと思う。
どんなプレゼントも、大切な相手を想って選ぶアイテムはいつだって特別で尊いけど、
そのデフォルトで尊いものにさらにプラスαな価値を与えられるセンスは間違いなく光っている。
私にはできなくて、万人にできることでもないと思うし、
きっと人より少し長けている共感力とか想像力とか思いやりとかかがあるんだろうなと思うから、
プレゼント選びのセンスは、存分に誇ってほしい。
プレゼントをもらって嬉しい気持ちを存分に伝えていくことで、それがどこかの誰かの誇るべきスペックになるかもしれないなと思って、
今日はこの記事を書いたよ!
読んでくれてありがとう!
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