僕はてんかん。富山県から新潟県へ。

石川県、富山県。
カレー屋さんの素敵なご縁があり。

おそらく、この旅でも最大の難所。

新潟県境の峠越えを。

新潟県に近づくにつれて、たくさんの人が教えてくれた。

「この先の峠は気をつけてねー」

リアカーで歩いて通り抜けるには、道幅が狭い。

車や、バイクとの接触が多いところらしい。

いよいよ、峠に。

ちょうど、線路沿いを歩いていたのもあって、駅員さんが声を掛けてくれた。

「今から、どこに向かうんですかー?」

峠を越えますーーー‼️

「リアカーでは危険じゃないですかなー。
ちょっと待ってくださいねー」

なんと‼️

その駅員さん。

電車に、リアカーを乗せれないか。

上層部の人に電話して掛け合ってくれてるらしい。


会話がなんとなし聞こえてくる

「いや、決まりごとはわかるけど、それで事故を起こしたら、どうする?」

10分間ほど、その駅員さんは電話で事情を説明し、粘ってくださいました。

勝手に歩いて、勝手にやってきた、名前も知らない僕のために。

「ごめんなさいねー
やはり、決まりごとで電車にはリアカーは乗せれないですー

無事を祈ってます

お気をつけてー」

そのお気持ちで充分でした。

と、同時に。

この先の峠の厳しさに、より覚悟を決めて臨むのでした。

続く❤️


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