番外編 『カタリストへの道 その13』
9月19日 僕はこの日 この日 東京の八王子市をスタートして埼玉県の会場まで歩いて会場を目指す。
この日は、ちょうど奥さんの誕生日。
奥さんのお祝いもしなきゃ。
夜、そう思っていた矢先。
突然の『てんかん発作』
しかも、失神するレベルの大きな発作は、記憶にある限り、この何年もなかった‼️
よりによってなぜこの日
このタイミングで‼️
なんて、そんなこと考えているヒマもなく、救急搬送され、病院に入院。
奥さんが、対応してくれたそう。
朝、ぼんやり目を覚ます。
ここはどこ？
わたしはだれ？
そんな状態。
看護師さんの説明で、状況がわかってきた。
冷静になってきて
「あ、講演会…」
今日、20日。
発作が治まってからの3日間が、一番しんどい。
身体が痙攣してるので、筋肉痛みたいな状況と、ダルさ。
頭が、ぼーっとする状態はしばらくする続く。
今までの経験上
2日後にステージに立って、喋るなんて無理やな！
終わったと。
諦めた。
昼ごろ。
看護師さんに
「帰らせてください」
と言って、退院。
奥さんが、和歌山の実家の僕の両親に連絡をしてくれていたそう。
和歌山から両親が来ることになる。
じゃあ、もう立てるかどうかわからんけど。
講演会に両親を招待しよう！
当日まで、2日間、とにかく安静にする。
校長 淳之介からは、てんかん発作すらも使って「優勝」するためのお膳立てですね！
奥さんも、この状況で走り回ってくれて、僕がステージに立てない。
そんなこと状況、一ミリも信じて疑わない。
人は、人と環境が全てを作る。
おそらく、この3人体制でなければ何一つ、出来なかった。
それは言い切れます。
そして、9月22日。
決勝大会当日を迎えます。
続く❤️
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