見出し画像

伊香保と草津


こんにちは!
代謝が良すぎて汗だくの日々を送っているみきです。

今日はタイトルにもあるように
「伊香保と草津」のお話です。

協力隊の活動として伊香保に携わることが増えてきて
今後の伊香保をどうしていくべきなのかを
考えることが多くなりました。

いつもひとりで活動しているので
やっぱり頭が凝り固まってしまうんですね。

伊香保の課題がある、これをどうするべきなのか。
これからの伊香保はどこに向かっていくべきなのか。

伊香保でイベントを企画したりしていると
そんなことも考えるようになるんですね~

そしてこれは先行事例を見に行くしかない!
と思い立ち、昨日草津温泉に行ってきました。

草津は全国的にも知名度は高く、
伊香保よりも前にいる存在。
そんな草津の観光はどのようにして
確立されているのか
謎を解き明かすべく車を走らせました。


ここからの文章、受け取り方によっては
伊香保を悪く言っているように感じる方も
いるかもしれません。
ですが、書いている本人は伊香保LOVE人間ですので
そんな意図は全く持ってないよということ、
あとはあくまでもわたし個人の見解だよということ、
先に書いておきます…

伊香保と草津の違い

とりあえず草津に行って感じたことを書きます。

・平日は想像よりも観光客は少ない
(木曜日だったので曜日的な要因はあるかもしれない)
・温泉に気軽に触れる、見れる、匂える
・意外とコンパクト
・湯畑の場所は視界がとても開けている
・地面にもこだわりを感じる
・湯量が豊富

一番感じたのは温泉がとても身近にあるということ。

私が車を停めた無料駐車場から
湯畑を目指して歩いていく道に
温泉が川のように流れていてそれが見える。

西の河原公園


西の河原公園ではここも温泉が
川となって流れていて
その途中に何箇所か足湯がある。

西の河原公園の足湯


足湯に入らなくても温泉に触れることができ
この河原自体が「いい景色」として
写真を撮りたくなる場所となっている。

開けた河原が終わると「手洗乃湯」として
温泉に触れることができる。

手洗乃湯


流れている温泉にフタなどしていないため
硫黄の独特なにおいに包まれている。

湯畑の方まで行くと壮大な湯畑が広がり、
気軽に入れる温泉や
湯もみの体験をできる施設もある。

湯畑の下の方


やっぱり見て触って聞いて香ってと
草津温泉を五感で感じることができるのが
楽しいと感じるひとつの要因なのだろうと思います。

この点において伊香保は
もちろん湯量の違いもあれば源泉から
温泉街までの導線の違いもあることは承知ですが、
草津ほど気軽に温泉に触れる機会は
少ないと感じてしまいます。

足湯や湯滝のような場所はあるものの
それは一部分で、
温泉街を歩いていて温泉を感じる機会は少ないです。

石段街を上りきった先には
源泉地や露天風呂、飲泉所もありますが
その存在を知らない人がいるのも事実です。

伊香保の飲泉所


それらの場所は
伊香保に行ったら必ず見に行く場所には
なっていないんですね…

これを踏まえてもうひとつ。
伊香保と草津の決定的な違い、
それは「シンボルがある場所」です。

草津のシンボルは湯畑で
伊香保のシンボルは石段街です。

シンボルは観光に出掛けたら行きたい場所です。
草津に行ったら湯畑は確実に見たいし、
伊香保に行ったら石段街は見たいですよね。

そこなんですよ。
必ず見たいものがどこの場所にあるか。

草津の湯畑は駐車場から結構歩きます。
有料駐車場は比較的近くにありますが
大きな無料駐車場からは結構歩きます。
結構歩くけどみんな歩くんですよ。
なぜなら湯畑が見たいから。

そしてその湯畑に行くまでの道に
温泉街の商店が並んでいるのです。
お土産屋さんやカフェ、飲食店など。
商店が並ぶ道を通って
シンボルにたどり着くんですよ。
(※駐車場にもよりますが)

湯畑までの道

伊香保の場合はというと。
駐車場からすぐがシンボルなんです。
道路からも見えるし、
バス降りてすぐに伊香保のシンボルがあるんです。


伊香保温泉石段街


バスツアーで参加されている人から
「上になにがあるの?」「お土産とかでしょ」
「階段はきついからここで十分」
こんな声が聞こえてくるんですね。
特に年配の観光客の皆さんからは。

伊香保はシンボルにたどり着くまでに
商店が並んでいるわけではありません。

石段を上ると商店が並ぶ伊香保

なのでみんながみんな商店にたどり着くこと、
露天風呂や飲泉所にたどり着くことが
できるわけではないのです。

これが伊香保と草津の大きな違いなんですね。
(あくまでもわたし視点です)

ここでわたしの出番だ!!


全国的に有名な草津との
決定的な違いを感じたわたし。

ただハード面はどうすることもできません。
ここで勘違いしないでいただきたいのは
伊香保のシンボルの場所が
悪いというわけではないということ。
それは伊香保の魅力なのだからね。

石段街が道路から見えることによって
「旅行に来たぞ!」感が
どどーんと感じられますよね。

わたしも
うをぉぉぉぉぉ!来たぞぉぉぉぉぉぉ!
とテンション爆上がりした覚えがあります。笑

そんな伊香保で私ができることは
伊香保の石段を上がってもらうための
仕組みづくりです。
当たり前のようで不足していること。

伊香保に着いた人がその場所で
こんなお店があるよということ、
露天風呂があること、
飲泉所があること、
ロープウェイがあること、
実はそこにタウンバスでも
行けちゃうんだよということ、、、

こんな情報を得られたら、
わくわくする情報が知れたら、
石段のぼるの頑張ってみようかななんて
思えませんかね…

その発信媒体づくりをしたいと思います。
いろんな年齢層の方、外国人観光客の方、
みんながわくわくを感じられるように!

具体的にどんなのをつくるとか決まっていません。
これから考えるのですが、
普段こういう自分の考えを言葉にして
共有するのが苦手なわたしが
こんな胸の内を感じたままにここに書き記すのは
協力者が必要だからです。
わたしひとりが動いていたって
伊香保の未来は変えることはできません。
だってひとりだから!

伊香保に住む人、旅館の人、商店の人、
伊香保が地元の人、伊香保が大好きな人、
伊香保に関わるすべての人と
みんなで伊香保を守っていきたいと思うからです!

一緒にやりましょう。みなさん。
わたしは燃えています。

伊香保のゆるキャラいしだんくんパワーも借りるぞ!


いつか伊香保はどこにも負けない観光地になる!
みんながわくわくした温泉街になる!
そう思って、今から、やります!

そんな記事でしたとさ。

なっがい文章を読んでいただき
ありがとうございました!!!

see you!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?