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息を吹き返す。新たな姿となって。

見えなった絵は窯を開けた時に
また、息を吹き返す。
新たな姿となって。

釉掛けた。
後から、釉薬の仕上げ。

下絵付けは釉薬の下に絵付けを施すので、絵が一回見えなくなる。
陶芸の工程上、絵との距離ができるのだけれど、特にこれが一回手を離れて、もっとも距離ができる。
窯を開けた時に、生き返る。
もしくは、眠りから覚める。




特に私の作品はカラフルにしているので、窯を開けた時の色の力も相まって生き生きと輝きだす感動。
特に面白いものを窯に入れれば入れるほど。
素材も不安定なものに変えれば変えるほど、自分の意図を離れてしまうのでドキドキワクワクする。

画家のゴーギャンを陶芸にハマった1人だそうだが

「つまり地獄を通れば通るほど、

重々しく、そして真面目になる。」

焼く事をこう表現している文章をみつけた。

タヒチで良い土を求めた画家ゴーギャンの陶芸や彫刻の本も欲しいなと思って購入。

ゴーギャンの陶芸と木彫の本、中空の彫刻も届いた。

パラリと眺める。
ああ、わかる。コレコレ。と感覚が言ってる。
文章書いている人が、奇怪な立体作品の霊感源は、、、と書いてある。
やはり奇怪なのか。笑

私の主観で見たら全く奇怪とは感じないけど、
(むしろ自分にとっては普通で、ワクワクする。
でも客観視したら奇怪ということもわかる)

シャガールの陶芸作品の本も。
私の作品がシャガールっぽいって良くいわれるので、何処ら辺がかなぁ?といつも疑問だったのだけれど、
(シャガールの絵画は好きでも嫌いでも無かった)陶芸を見て、あぁ、なるほどわかる。わかる。となった。
感覚が似ている。

増やすまいと思いつつ、増える本。

これは今年の
自分への誕生日プレゼント🎁

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