このまえ朝日や夕日に感動したのはいつだっただろう。【 #DMM英会話日記 】

前にも書いたが、DMM英会話のネイティブの先生たちはたいてい旅行中である。
教え方も丁寧で気が合う先生をやっと見つけたと思ったら、ある日どこかへ旅立ってしまいイチから先生探しのやり直し、なんてこともよく起きる。残念だけどしょうがない。

最近贔屓にしていた南米を放浪中のアメリカ人先生もまた、2年に渡る旅を一旦終え、ヨーロッパを経由して帰国するという。残念だけどしょうがない。
この青年はガチのロッククライマーで、タフでハードな旅の中で色んな絶景を見たというので、最後におすすめを教えてもらった。
「それはとてもむずかしい質問で、一つには絞りきれない…。オーケー、TOP5ならなんとかしよう」と言って、リストアップしてくれたのが以下。絶景好きならバケットリストに追加してみてはいかがだろうか。

Colca Canyon, Peru(Wikipedia)
The Sacred Valley, Peru(Wikipedia)
Toro Toro, Bolivia(Wikipedia)
Jujuy, Argentina(Wikipedia)
El Chalten, Argentina (Wikipedia)

ちなみに食べ物はどこの国が美味しかった?と尋ねると、
Peruvian food, hands down. (間違いなくペルー料理だね)との答え。ちなみにこのhands down、私は初めて知ったけど、「疑いようもなく」といった意味で使うポピュラーな言い回しらしい。とてもネイティブっぽいので今後どんどん試してみたいと思う。

「じゃあ、一番忘れられない出来事は?」
「それも難しい質問だ。できれば南米で起きたすべてのことをずっと忘れないでいたいよ。それぐらい素晴らしいことがたくさん起きたんだ。
でもあえて言えば、ある日のエル・チャルテンかもしれない。
その日、僕はすごくすごく早起きをした。朝5時ぐらいだったと思う。その日はとても風が強くて、テントが吹き飛ばされそうなくらいだった。
空はまっぷたつに割れていて、片方は雷を伴った嵐、もう片方は金色に輝き、まさに朝日が登ろうとしていた。街の上には虹がかかっていた。
光、風、太陽、虹……すべての色が鮮やかで信じられないくらい美しかった。僕は写真も撮らず、ただその光景に圧倒されて立ち尽くしていた。」
「それは奇跡みたいな出来事ね。羨ましい。」
「でもね、実は僕は毎日、朝日と夕日に感動しているんだ。毎日毎日、口を開けてその美しさに驚いているんだ。ワーオってね(笑)。
ただの朝日、ただの夕日だよ。
ちょっとおかしいのかもしれないけど、子どもの頃からずっとそうなんだ。あの印象的な色が大好きなんだよ。それを毎日楽しめるここでの生活は、とても素晴らしかった。」
If you have a simple goal, and simple desires, if you are satisfied with simple things. You can be amazed anywhere.
(シンプルなゴール、希望、シンプルなことに満足できるなら、どこだって感動できる)

そういえば前に朝日や夕日に見惚れたの、いつだったっけ?
日々誰にでも公平に与えられているはずの絶景に、見向きもしないで暮らしている自分を少し反省した授業だった。

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