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『一流のユーザーが、一流の作品を創る。 ~全員に優しい絵本展を創る方法~』

こんばんは!

キングコング西野亮廣さんの会社『(株)NISHINO』でインターンをしているミキです!

今日は、僕が務めるプロジェクトである”六本木絵本展”と絡めながら、『一流のユーザーが、一流の作品を創る』という話をします!

まだ表に出ていない、ここだけでしか発信していない情報もあるので、是非noteのフォローをお願いします!

僕たちに女子高生の気持ちはわからない。

早速余談から入るんですが、皆さんこの言葉を知っていますでしょうか。

『やりらふぃー』

昨日仕事を手伝ってくれていた女子高生から聞いた言葉なんですが、高校生の間では知らない人がいないくらいの言葉だそうです。

(全部知らん...)

ちなみに意味を知らない人は是非ググってほしいんですが、TikTokでバズった空耳というところまではわかったものの、意味までは理解できませんでした(笑)

たぶん「やばい」「卍」みたいな、その場のノリで使える抽象度の高い言葉なのかと思いきや、タイミングをミスると嵐のようなバッシングがきます。

JKってむずかしい。

[天才]女子高生たち。

先述した通り、JKの間では日夜新しい言葉が生み出されては、”一発屋”となった言葉は「死語」というフォルダに入れられる。

「届きにくいところに届く言葉」を、常にアップデートしているんです。

この感覚ってめちゃくちゃ面白くて、コミュニケーションを取る上での「言葉にできない違和感」にアンテナを貼って、それっぽい言葉にラベリングすることができるんです。

しかも、スマホネイティブ達は言語を『地域間の共通言語』(方言、2ch用語など)から、『世代間の共通言語』に広げ、新たなジャンルの言語を開拓しました。

この”違和感にアンテナを貼る”というところが、とても大切な点です。

違和感にアンテナを貼る。

僕らは「やりらふぃー」も「ぴえん」も「卍」も使わなくたって生きていけますが、高校生にとっては”これじゃなきゃ表現できないもの”があります。

これは”抽象的な表現”とは全く逆だと考えていて、”細分化された表現”であって、『今はない表現』だから使われているんだと思います。

そして、彼らに見えている”言語化できない(JK達が言語化している)違和感”を、僕らの多くは理解できていません。

「ぴえん」は、「悲しい」とか「つらい」では表現しづらい細部を描いていることを、僕たちは理解できないことがあるのです。

今回は「JK用語」でこの”違和感”を説明しましたが、これに限った話ではありません。

「こうしたらいいのに」「こうだったらよかったのに」という『理想と現実のギャップ(=違和感)』が、世代やコミュニティ、職業によって変わってくるわけです。

「全員に優しい絵本展」を創るには。

”JK用語”を例に挙げた このイノベーションは、高校生だからできたことで、社会人や年配の人にはできません。

つまり、イノベーションを起こす人は、往々にして『ユーザー』でもあることがわかります。

「言語化できない表現」にモヤモヤを感じなければ、それを解決する”JK用語”は出てきません。

これは、絵本展を作っていても強く感じます。

現場スタッフ、空間デザイナー、施工業者、僕が携わる一流のプレイヤーは、一流のユーザーでもあります。

それぞれが、それぞれの視点から「どうしたらもっと優しいか」を軸に、作品を創り上げていきます。

そして実は、僕も皆さんも、一流のユーザーであると言えます。

経営者、サラリーマン、ホームレス、障がい者、学生、親、子ども。

それぞれが絵本展に感じるイシュー(問題)は、あなただから感じ取れたりするんです。

目が悪いから、足が不自由だから、だからこそ気づく違和感があって、それこそがあなたの強みになります。

誰かの優しさになるんです。

一流のユーザーが、一流の作品を創る。

最近、セトちゃんだーくんが色んなエンタメを吸収して、研究しているのを見ると、一流のユーザーになるってすごく大切だなぁと感じます。

逆も然り、一流の人たちと一流の作品を創ることが、一流のユーザーになる方法でもあります。

そして、あなたも、あなただからこそ、違和感を言語化し、誰かにとっての優しさを創り出すことができる”一流の人”である。

そう強く感じています。

今回、そんな一流の人たちと一流の作品を創るために、「ボランティアスタッフ」を少人数ですが募集させていただきたいです。

あなたしか創り出すことのできない”小さな優しさ”を、是非表現していただきたいです。

お会いできること、楽しみにしております!

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