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お金に関する価値観が変わる本

今、ギフト経済の探究学習をしているのですが、その中でお金ってなんだろう?ってよく考えます。

そして久しぶりにこの本を引っ張り出してきて読みました。


お金を不安や恐れでお金をせき止めるのではなく、魂レベルでお金をどんどん循環させていきたい!

お金は人間が便利にするために生み出したものなのに、いつの間にかコントロールできずお金に振り回されている人はたくさんいるんじゃないかなと思います。

まあ、過去を振り返れば自分もそんな一人でしたけどね・・・

お金の存在しない世界を想像したことがありますか?

お金の存在しない世界

お金の存在しない世界には「欠乏」という概念がないそうです。

自然界から全て与えられているので「十分にある」世界なんですね。

「十分にある」世界だからあるものを分かち合い助け合い生きていけたんですね。

失う恐れがないのでどんどん人と分かち合える。

実際に今でも通貨がない部族はそうなんだと思います。

反対に「ない」世界に生きていると、出すことに不安恐れを抱いていますので、出さない。

出さないから入ってこないという負の循環がおきます。

お金が減るのが怖くて一生懸命貯金していませんか?

喜びのために使って循環させるのではなく、日々の消費のためだけにお金を使っていると、消費のためだけにお金が流れていきます。

「欠乏」は自然界にも、もともとの人間の性質にも存在しないものだそうですよ。

欠乏からくる欲望と恐れはマネーシステムにプログラミングされたものだそうです。

欠乏からくる欲望と恐れ

実はこの欠乏からくる欲望と恐れは起業してから体験しています。

私はそもそもママたちのために楽しいベビー教室が開きたいという理由と、自由な時間がほしいという理由で起業しました。

実際に開くことができて、自由な時間もできて、そこから収入もちょっぴりですが入ってきました。

会社をやめたということもあって、会社員の給料には達したいなと思い起業塾に入って一生懸命ノウハウを学びました。

そしたら収入が2倍、3倍と伸びていったんです!

そして周りを見渡すともっと稼いでいる人がいて、もっと、もっとと欲望が出てきてさらに頑張るようになりました。

稼いでも稼いでもそこにはゴールがなくて、ついにしんどくなったんです。

あれ?私何がやりたいんやっけ?

今振り返るとまさしく欠乏からくる欲望(もっともっと)恐れに支配されていました。

おそらく同じ経験されたかたはいらっしゃるんじゃないかなと思います。

欠乏からくる欲望にゴールはありませんでした。

稼いだ額で豊かになるのではないんですね。

一番稼いでいた時はやりたくないこともやりながら必死で稼いでいたので、滝のようにお金も流れて消えていってしまいました。

豊かさは今すでに豊かであることに気づくこと。

感謝は豊かさへのパスポート

私は感謝ノートというのを人の勧めで書いていたことがあります。

感謝ノートをつけると充足感がありました。

感謝は私たちがすでに持っているものの価値に意識的に注目するからですね。

感謝は、自分の目の前にある経験がなんであれ、拡大させ、より豊かにしてくれるそうです。

上にも書きましたが、結局は今全て満たされていることに気づくこと。

ないところばかり見ているから欠乏の循環がおきているのです。

分かち合いもまた想像以上に人生を豊かにすると書かれていました。

分かち合うことって充足感があるんですよね。

ないものは分かち合えないので分かち合えるということは「ある」世界にいるということです。

最後に

2018年に美紀子無料レンタルという無料で自分を貸し出しするということをしました。

国内外20箇所から依頼があり、各地でセミナーや講演会をしました。

通常10万円でしていた講演会を全て無料でしたのですが、損するどころかつながり、お金、心の豊かさも手に入りました。

サービスとお金の交換はそこで終わりです。

でもギフト(分かち合う)はめぐりめぐってさらに大きくなって返ってくる感じがしました。

今はカウンセリングやコンサルなど一部のサービスをギフトにしています。

それは交換じゃない循環の世界を体感したいからです。

お金に関する価値観もどんどんアップデートしていきたいなと改めて思いました。

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