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辞めることも始めることも簡単にできますか?

ツイッターを徘徊していたらお友達が面白そうな本をシェアしていたので早速購入して読みました。

子供を持つお母さんにはぜひ読んで欲しい!と思った本です。

チャレンジできない理由は辞める練習が足りていないから!

辞めることができる人は試すこともできる。

なんとも衝撃的な言葉だったのと同時にすごく納得しました。

自分の子供が習い事を辞めたいと言ったらどうだろうか?

子供が学校を辞めたいと言ったらどうだろうか?

なんとなく続けるように促す親が多いのではないでしょうか。

もちろん理由にもよるし、子供と話し合った上で決めることが大事だと思いますが、日本にいると選択肢が「続けること」「もう少し我慢してみること」のような気がします。

終身雇用で同じところで淡々と働き続けることが大切だった時代はそれでよかったと思いますが、時代の流れが早い今、自分が受けてきた教育と同じままだと生き残れない時代がやってくるのではないでしょうか。

子供は今の時代を選んでやってきているので大丈夫だと思いますが、大切なのは子供を育てる親だと思います。

すごくシンプルですが大切なことがこの一文に詰まっています。

子供に教えるべきは、自分で判断し、自分で責任をとる能力、そのものではないだろうか

学校や習い事も親の判断ではなくて、子供に判断を委ねる。

辞めて後悔したら・・・と思うかもしれませんが、後悔すればいいんです。

後悔のあの感情を味わうことだって大切です。

我が家は就寝時間は自由で本人に任せています。

別に夜更かしを推奨しているわけではありませんが、「寝なさい」のやりとりが苦痛すぎるのと、なぜ寝て欲しいかを深掘りした時に、朝寝不足で辛い思いをしないで欲しいという思いからでした。

でもよくよく考えると、辛いのは本人であって、辛かったら早く寝るようになるでしょう。ということで、その責任は親にないのです。

インドネシアは朝が早いのでその時によって寝る時間も自分で調整してやっています。

小さなことからですが、自分で決めて行動し、責任を自分でとってもらっています。

勉強に関しても、「宿題しなさい」のやりとりがすごい苦痛だったんですが、やらなくて困るのは本人なので言うのをやめました。

やってもやらなくてもどっちでもいいや!って思って見守っていたら最近熱心に勉強するようになりました。

特に宗教と英語は熱心です。

無理して親がコントロールして色々やらせたり、継続させたりはできると思いますがその弊害も大きいと思います。

子供は一人一人興味関心が違うので、好きなことに気づいてあげてそこを伸ばしてあげるサポートができれば親として嬉しいなと思います。

最近教育熱心なお母さんはすごく多いと思いますが、学力をあげることではなく「自分で判断し、自分で責任をとる能力」を育てることが今の時代は大切だと思います。

特に親自身が辞めることや始めることに躊躇する傾向があるならまずはこの本を手にとってもらいたいなと思います。

自分ができないことは子供に教えることなって絶対できないので。

子供は今の時代に生まれてきているので大丈夫!大切なのは子供たちを育てる親のあり方だと思います。



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