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知らなかったからこそ。

私にとって、一生忘れられない日、がまた増えた。
2023年7月14日、
宮﨑駿監督の映画「君たちはどう生きるか」が公開になった。
※映画の内容に少し触れるので注意。

もともと、公開されたら観に行こうとは思っていたけれど、公開初日に観に行く予定ではなかった。でも、もしかしたら、米津玄師が主題歌を担当しているかもしれないというのが、期待から、予感になり、確信に変わりつつあったので、仕事はお休みにして、初日の朝一番の回を観に行くことに決めた。シン・ウルトラマンの時はIMAXシアターで観たんだけど、ドルビーシネマの方がすごいってことを知り、ドルビーシネマの席を予約した。そう、ドルビーシネマ、ほんとにすごかった。音も映像も。

私は、22年前、同じく宮﨑駿監督の「千と千尋の神隠し」を映画館で観た時に、エンディングで初めて主題歌を聴いた時に、何故だかわからないけど泣けてきてしまって、ずっと泣いてたという記憶が鮮明に残っていて、「千と千尋の神隠し」を観るとその時の記憶がよみがえる。他の映画を観て、そういう体験したことは、「千と千尋の神隠し」以来、一度もなかった。

ここ数年、普段、テレビをほとんど観ないので、どんな映画も、ほとんど情報知らない状態で、観に行ってはいたのだけど、全く何もわからない状態で観に行くのは、もしかしたら、子供の頃以来かもしれないなぁと思いながら、どきどきワクワクしながら上映を待った。そして、始まってから終わるまで、ものすごく集中した(笑)いつも映画を観る時以上に、すごい楽しかった。何も知らない状態で観るって、こんな素敵な体験ができるんだなって思った。

観ている途中に、「えっ、これってFF16ともちょっと繋がってる!!」って思ったところがあって、とてもビックリした。

そして迎えた、エンディング。
主題歌が流れ始めて、米津玄師の声が、聴こえてきた!!!!!
そこでもう私、泣き始める。
(これを書きながら思い出して、今も泣いてる。。。)
歌を聴いてたら、涙止まらなくなって、
さらに、エンドロールの

地球儀
作詞・作曲・歌
米津玄師

を観て、さらに涙が溢れてきちゃって、もうどうにもならなかった。
「千と千尋の神隠し」以来の、主題歌でずっと号泣だった。
まさか、22年後に同じような体験をするとは、24歳の私は夢にも思っていなかったと思う。しかも大好きな人の歌で。

実は、米津玄師のライブツアーの最後2日間だけ歌われた新曲があって、それが、「君たちはどう生きるか」の主題歌かも、というのを目にしていた。私は、それを聴けなかったから、聴けた人たちが羨ましいなって思っていた。だけど、今日、映画館で「君たちはどう生きるか」の主題歌として、初めて「地球儀」を聴けて、映画と映画館が大好きな私は、本当に良かったなって思ったし、最高にしあわせだなって思った。

『それぞれの空想はつづく』の記事でも書いたけど、やっぱり全部繋がってるんだなって思う。不思議な繋がり、タイミング。最近、世界が変わる音が聴こえた気がした。

具体的な「君たちはどう生きるか」の感想と、「地球儀」の感想については、もう1回、映画館で観てから書くことにする。

「月を見ていた」に続き、感動をありがとう。






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