カナダ🇨🇦 「夏のオーロラ鑑賞」と掛けて、「イーロンマスク」と解く。　そのココロは・・・

初めまして。3年半、カナダに住んでいます。旦那の駐在に子供たちと一緒に帯同中。日々の出来事や興味深く感じたことについて、書いていきたいと思います。

今回は、大自然の旅行ツアーの話と、そこで遭遇した、今世界で一番注目を浴びているかもしれない、“あれ”について書きます。

2022年夏、イエローナイフに、オーロラを見に行って来ました！

皆さん、ご存知でしたか？
実は、夏でもオーロラを見る事ができるんです！

私たちが参加した、夏のオーロラ鑑賞ツアーは、深夜11時から午前3時までオーロラビレッジという鑑賞専用施設に滞在し、オーロラを見るというもの。
3日間ほど滞在すれば95％の確率でオーロラを見ることができる。​

世界でいちばん真上で弾けるオーロラに会えるツアーを主催！カナダ・イエローナイフのオーロラ情報満載サイト

私達も、3日間滞在し、初日にオーロラを鑑賞出来ました！

最初は、雲？オーロラ？どちらかわからないくらいだったのに、だんだん濃くなり、カーテンのようにゆらゆら揺れるのが見えるように。
そして、ときには幽霊のように見えたり、上空で何かが爆発した後の煙のようにも見えて・・・・（ハリポッターの映画で見たような）

折り畳み椅子に座って、首を後ろに90度曲げて空を見上げる。しかし、残念なことに、顔が細いからか、いや目の作りのせいか、空の全方位は一度に見渡せない。

半月（はんげつ）くらいの月明かりの中、星空も綺麗。北斗七星も初めて見ました！ペルセウス座流星群の影響で、時おり流れ星も。

見てはいけないものを見てしまった！？ UFO？

と、そのままの姿勢で空を見上げていると、他のお客さんが、急にざわつきはじめ、中にはきゃーっと叫んでいる声も。その方向を見ると、動かないはずの星が何十個も一列に規則正しく並ん進んで行く！！

何？見てはいけないものを見てしまった！？UFO？

いえ、ガイドさんによると、イーロンマスクが打ち上げた衛星「スターリンク」です。

「Starlink」について、調べてみました。

・イーロンマスクのスペースX社が手掛ける衛星通信サービス。
・地上の通信インフラが未整備の地域でも、衛星インターネットアクセスサービスを提供することを目的とする。
・2018年に初めて衛星の打ち上げに成功して以来、月数回のペースで衛星を軌道に送り込んでいて、2022年5月13日時点で、投入した機数は既に2,500機超え。数千機で世界中を網羅できる。
・2020年に北米でサービスがローンチされ、以来各国で約10万人が契約
・原理的には、衛星が飛んでいる場所であればどこでも利用可能。ただ実際には、勝手に地上と通信することはできないため、各国での許認可が必要。2022年5月13日の時点で、サービスが提供されているのは、米国など、世界32カ国。提供エリアは、こちら
・日本のサービス開始は2022年Q3(第3四半期)予定。日本代理店としてKDDIが契約。

参照記事①、参照記事②、参照記事③

サイトに行って見ると、ここカナダではすでに契約ができるらしく、最初の初期投資が約8万円（CAD$759）,月々契約料が約1万5千円（CAD$140）で契約ができるらしいです。これでカナダのどんな僻地にいてもインターネットが使える。素晴らしいですね。今はお高いですが、そのうち契約者が増えると料金も安くなって行くのでしょうね。

利用しようと思えば、日本でも今年の秋以降契約できるんですね（予定）。

『限界費用 ゼロ社会』が言う、WIFIのインフラ化の一歩手前でしょうか、、

イーロンマスクは、ニュースやSNSの世界だけの人だと思っていたのに、急に身近に感じるようになりますね。

とはいえ、これが、“あの戦争“の情報戦でも使用され、さらには、中国にとっては脅威でしかないようですね。参照記事④

非日常を求めてオーロラを見に来ていたのに、イーロンマスク、スターリンク衛星、現在の戦争まで思いを馳せることになるとは思いませんでした。

最後に、タイトルのお題の答えは、「夏のオーロラ鑑賞」と掛けて、「イーロンマスク」と解く、そのココロは「starlink衛星」！🤣
答えがわかるわけないですよね。。いや、私の日本語がおかしいのか！

ちなみに、このアプリで調べると、日本でも見られるらしいです。

2024年、スターリンク衛星がいつ見える？肉眼で観測方法

ここまで、お付き合い頂きありがとうございました！　また次回！