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作品鑑賞は多様な感情を呼び起こす

スマートグラスと文字を使ったコミュニケーションの可能性を探究したいと始めた新たな実験。書家・濵一蝶さんと、デジタル(ここではAR)のさまざまな可能性を感じつつ、あらためて書の表現について考える機会に。好奇心の渦の中で生まれる実験のレポートです。

ここからは実験後半。前半はARを使った書作品の試作を重ね、テクノロジーの力を借りることで、書に「おもしろい」「楽しい」といった印象を与えるという仮説を得ました。後半は、ARとスマートグラスによる書の鑑賞で、鑑賞者の感情は動くのか、どのような感情が動くのか、体験の深度に着目して実験を続けます。

中間報告はこちら。

実験に必要な環境作り

これが難しかった。最終的に作ったものはこちら。

今回はアナログの作品から、要素を分解してAR空間に落とした。
感情測定には一定の時間が必要なため、作品が2分半程度になるようモーションなどで調整した。その長さでは無音が気になり、モーションに合わせて音が鳴る仕組みを加えた。

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