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《WORK》こんな仕事してます【組織向け目標設定サポート】

こんにちは!MOLC Coaching の miki です☺︎


この記事では私が現在取り組んでいる、組織における目標設定支援の仕事を紹介しつつ
チームメンバーの目標設定に悩むリーダーや経営者の皆さんにとって何かヒントがあればという思いでお届けします。

効果的な目標設定は、チーム全体のパフォーマンスを向上させるために不可欠です。しかし、多くのリーダーが目標設定の過程でつまずくこともあると思います。


今回は「3ヶ月後の目標を描く」にフォーカスして、書いてみようと思います。


【参考】サポートさせていただいた企業様情報
 業界    IT系(システム開発)
 人数規模  約50名
 年齢層   20代〜50代/平均年齢30歳くらい


3ヶ月後の自分を思い描くことで、目標の解像度が上がる


チームメンバーの目標設定において、最も重要なのは「具体的な未来像を描くこと」だと思っています。


3ヶ月後の自分を思い浮かべることで、目標が具体的で明確になります。


この方法は、目標達成に向けての道筋を明確にすると同時に、モチベーションを高める効果もあります。


実際に使っているシートをご紹介


「このシートに沿って設定していけばいいよ!」というシートを用意し、書き方を説明した上で書き込んでもらっています。


全員が同じ型を使って自分の目標を設定します


この型を使って目標を設定することで、以下のような目標設定のツールや概念の要素が盛り込まれた目標を設定することができます。


GROWモデル
目標設定のためのステップ。
STEP 1 : Goal(目標を立てる)
STEP 2 : Reality / Resource(現状を自覚する)
STEP 3 : Option(選択肢を洗い出す)
STEP 4 : Will(決定して、行動に移す)

MBO(Management by Objectives)
経営学者であるピーター・ドラッカーが提唱。
MBOは「支配によるマネジメントを自己管理によるマネジメントに置き換える」と残しており、個々人が目標を設定し責任を持って達成に向けて努力するという目標管理の手法。

MBOとは? 目標管理と目標設定の効果、やり方をわかりやすく

SMART目標
目標設定をする際に、以下のポイントを含んでいるとより精度の高い目標となるという考え方。
Specific (具体的)
Measurable (測定可能)
Achievable (達成可能)
Realistic (現実的)
Time-bound (期限がある)

引用:SMART 目標とは?設定方法とヒント、具体例を紹介


過程を書くことでより現実的な目標になる


上記のツールの要素を意識することで設定までのプロセスがより体系化・フォーマット化され、目標設定の精度が上がります。


特にここで伝えたいのは、

目標達成までの過程(どういうふうに行動していくか)を考えることがより目標の精度を高めてくれると考えています。


どういうことかというと、
具体的な行動計画を書き出すことで

「この行動だとふわっとしてて何やれば迷っちゃうかも」
「使える時間と照らし合わせたら、この行動はこう変える必要があるかも」
「この行動は目標達成には不要かも」

などといった思考を通して色々な気づきが起こります。


こういった気付きに基づいて過程を修正していくことが、目標が「具体的」「達成可能」「現実的」であるかの見直しにつながり、SMART目標に近づくことができます。


そして、達成までのイメージも湧いてくるのでモチベーションも上がり
この過程をチームメンバーと共有したりすることで、目標達成に向けて一体感を持つこともできるという良さがあります☺︎


次回:「1on1」でのサポートがさらに目標達成を加速させる


今回は目標設定の部分にフォーカスして書いてみました。


次回、チームメンバーの成長を促進するための「1on1(個別面談)」の重要性について掘り下げてみたいと思います。


定期的な1on1は、目標設定を具体化し、チームのパフォーマンスを最大化するための重要なツールです。


もし興味のある方は、フォローして待っていただけると嬉しいです!

ここまでお読みくださりありがとうございます☺︎


関連記事:
本記事の中で紹介した「GROWモデル」については以下の記事もぜひ参考にしてみてください☺︎


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