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<ヴィパッサナー回顧録 人生掘り下げの旅へ・・・なんでやめちゃうの?>


知っている人は知っている、
知らない人は全く知らない
ヴィパッサナー瞑想。

12日間トータルの、
生きる技を知り、身に付ける
瞑想合宿コース。

参加した11月、
合宿場所で大量のカメムシに悩まされた私。

夏は虫が多いので苦手な私は参加を控えようと考えていたので
11月参加になったことを大いに喜びました。
なんという予想外の事態。カメムシは季節関係ないのですね。

それはいいとして
この合宿に限らず、
世界には素晴らしい「覚醒」へのコースが
きっと沢山存在します。

インドなんかは、宝庫ですね。

ちなみに、
私の合宿参加意欲へのきっかけになったのも、
数々のインド映画や、
映画の中での「沈黙の行」の印象でした。

そして
どんなコースに参加しようとも、
私たちが常にはまる可能性のある
落とし穴が存在することも
忘れてはなりません。

その落とし穴とは、
「行動を止める」という落とし穴。

ヴィパッサナー瞑想コースは、
大まかですが月に10日間コースが2回、
年間で24回あるとしましょう。

1回に参加する人数が80人とすると、
年間で1900人以上が
参加していることになります。

すごーい(驚)

それだけ参加している人で、
瞑想合宿での体験を「体験」として
終わらせてしまう人と、
継続して結果を出す人に分かれるのが世の常。

体験と経験を
私は違うものとして捉えています。

体験はあくまでも一時的に体感した出来事であり、

経験は、体験を自己の中で理解し消化し、
自分のものにしたものとしています。
(漢字の意味としては同じかも知れませんが)

ヴィパッサナー瞑想も、
10日間を使っての「瞑想方法の体得期間」
でしかありません。

大事なことは、
その体得したものを
いかに習慣に落とし込み、
日常の中に組み込むことが出来るのか
なのですね。

私が過ごしてきた10日間は、
その後の行動次第で
ただのイベントにも成り代りますし、
人生の習慣ともなり得る。

どちらにするのかは、
受けたそれぞれの人次第でしょう。

これは、
何にでも当てはまります。

どれほど素晴らしいことを学ぶ機会があっても、
それを「習慣」に出来なければ、

行動し続けられなければ、
謳われている効果を得られない。

ダイエット方法を知って結局食べ過ぎちゃう、
身体を動かさないのと同じ感じですね。

ヴィパッサナーでは、
行動し続けることの真価を問われます。

雨だれ石を穿つではないですが、
人生を変えたいという大きな目的は
それだけの行動の維持が絶対条件。

そして
自分の人生を変えられるのは、
他でもない
自分自身だけ。

他の誰でもないのです。

人生を変える、
自分の人生を生きる、
自分のありのままを知る、

これら全てには
様々な法則が絡み、
一筋縄ではいかないなーというのが
私の正直な感想です。

でも幸いに、
ヒントや道筋を与えてくれる人、物は
この現代に溢れている。

その中から、真実を選び取る直観、
知恵を養うことも必要でしょう。

これらも、すべて可能ってことです。

言うなれば、
「人生攻略本」は
山のように存在するのです。

あとは、やるだけってことですね、

一生に一回でも、
年に1回でも、
ヴィパッサナーは
とても面白く、
タイトで興味深い
身になる体験になります。

それを一過性のイベントとするのか、
人生を変える礎とするのかは、
受けた人次第です。

もしあなたが、
自分の人生を好転させるために
何かを始めたとしたら、

結果を得られるまで是非続けることと、
続ける力を持ってくださいね。


中島 みき

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