Ⅱ.がんが見つかってからの検査
市の検診でがんがみつかってから、大学病院で血液検査やコルポをやって、また別の日にCT検査があり、そのまた後日にそこまでの検査結果を教えていただく為の診察がありました。
多分、ここ数年で一番緊張した日です。
とにかくそこに『がん』があることは確定していたものの、どこまでがんが広がっているのか、大きさや転移はあるのか、どういう手術になるのか、その日まで全くわからなかったのです。
それまでの期間、どう過ごしたか・・・これがものすごく人生で一番、大切な期間でした。
こわくて不安、でもどんどん行動しまくった期間
がんとわかってから実母がすぐにしてくれた事があります。
それは玄米や野菜中心のご飯を作ってくれました。
あ、今できること、まだいっぱいあるじゃん!と背中を押してくれました。
そしてがんといえばゲルソン療法、人参ジュース!
人参には抗がん作用のあるベーターカロチンとアルファカロチンなどの栄養素が多く含まれているのです。
私なんてまだまだですが、それでも1日10本スロージューサーにかけて飲んでました。無農薬人参箱買い!
そしてまず、
『ショックに浸っている時間はいりません!!!』
と自分に断言。
7歳と1歳の息子がいて、それぞれこれからっていう時。私がぶっ倒れてなんていられません。
死んでも死にきれないと思って、とにかくどんな結果であれ、生きる方法を探すしかないと思って。
とりあえずがんとはなんぞやと、調べてみると、まぁ広範囲の悪性腫瘍を総称して『がん』とよんでいるんだなという印象。
私のがんはどんなやつなんだろう、、、
私のがんちゃん、がん細胞くん。
人間の最小単位の細胞。
その細胞というものは、食事の栄養素を取り込んで日々新しい細胞に入れ替わっていきます。
食べるもので身体は出来上がっているわけです。
がん細胞とは、、、
例えば怪我をして傷ができたとして、通常はその傷を直そうと皮膚の細胞が増殖して、治ると増殖が止まりますが、がん細胞は無視して勝手に増殖をしまくります。そうすると正常だった組織が壊れてしまったりがん化した細胞ができてしまうわけです。
とりあえず、そのがん細胞が喜ぶような栄養は与えたくない! 例えばでいうと、加工肉とかね。
いいものたくさん取り入れて新しい細胞が作られていけば、身体って変えられるんじゃん?!
(今まで、本当添加物だらけはもちろん、ファストフード、冷凍食品、チョコレート依存、、、)
やってみたら、まさかの2.5kg減量w そっちか!!!これまでいらんものをたくさん身体に入れていたようで・・・
なんだか、頭も冴えて、腸内環境もよくなって、体の巡りがよくなっていく実感がありました。
すげ!!!!
そして、とにかく人生で一番本を色々読みました。
色々な人生の先輩のストーリーや選んで読んでいた本の著者には、みんな共通点がありました。
『流されないで、自分で選択して生きていく』
お医者様に言われたままに流されていくのでも、なんとか式や、がんに効く!○○、をそのまま寄りかかるでもなく、
誰か何かにどうにかしてもらうではなく、自分でどうしたいかを常に意識して、選択をすること。
そして真っ直ぐに話せる信頼できる人を周りに作ること。(家族、お医者様、友人)
あと、本で読んだ一番好きな言葉ーーー
『ゴールと関係ないものはゴミ』😂😂😂
『怖がっている暇があったら行動せよ』!
がんになってから、目が覚めて、更にポジティブになっていく実感がありましたw
さて検査結果の話に戻ります!!!!
MRI検査はまだその時点ではやっていなくて、とりあえず血液検査と体全体のCTと組織診の結果。
母にも主人にも、
『一緒に行こうか?』と言われたけど、『あぁ一人で行く!!!大丈夫だから!!』
私のワガママというかなんというか、ヒール履いてスタスタと一人で行きたい気分というか。。。
これからどうなっていくか、色々なバージョンを想像しながら、どうなっても大丈夫なようにモチベーションを作っていたから、まずは一人で行きたかった。
自分で聞いた結果をしっかり消化して、今後のことをはっきりと見据えて、それから家族に協力してもらおうと思ったんだよね。
それで、前のめりで診察室に入って行きました。
とりあえず、やはりがんが浸潤している事、きっと子宮全摘手術になるけれど、MRIの結果でどういう範囲での全摘になるか決めましょうという事、そしてCTの結果転移はなさそうだという事がわかりました!!!!
転移がないようだから、まずは根治手術になるだろう、その後の治療は術後にとったものの検査結果次第で、という事でまずはまだしばらく生きられそうだ!!
と単純に嬉しくなり、らんらん気分で帰宅して、家族に報告、息子にももちろん報告。
とにかく今あるがんが少しでも小さくならないかと毎日考えながら、人参ジュースを飲むことを続けていました。
MRI検査
その後、別の日に子宮周りの詳細の画像を撮るためのMRI検査がありました。
MRI検査待ちの筋肉注射中、私めっちゃ姿勢良く座ってて、緊張しているように見えたのか、看護師さんに「大丈夫?」と声をかけられて、
「うん、がん小さくなれーって念じてるの!🤩」と話した一言に、笑ってくれたのがとっても嬉しかったw
がんになって敏感になったことは、『かわいそう』と思われるのが、本当に苦痛だということ。。。
さてMRIが始まって、ヘッドフォンからヒーリング音楽が流れてたのもあって、腹式呼吸でリラックスしようと呼吸整えてたら、マイクで何度も何度も
『かわさきさんー!もう少し呼吸はやくしていいですよー!またちょっと遅くなってるよー!』
と急かされw
私の呼吸に合わせて画像を撮ってくれているようだったけど、最後は私が検査技師さんのタイミングに合わせて呼吸をする感覚になっちゃって、おかしくなっちゃってw
ドドドドドドドドドドドド、 ダダダダダダダダダダダダ、
楽しい音楽の時間でしたw
ぜひサポートをよろしくお願いいたします!いただいたサポートは、たくさんのこどもたちへの楽器プレゼント費用とMusic Together活動費に使わせていただきます!