美しさの本質

はじめまして楠本美樹と申します。
わたしはおよそ20年間のセラピストとしての仕事を通して累計およそ2万人以上のお顔に触れてきました。
その経験をもとに一生美人でいるために必要なことを書いていきたいと思います。

フェイシャルサロンにいらっしゃるお客様は
肌の乾燥や肌のくすみやたるみなど
エイジングのケアを目的としてご来店されるお客様がほとんどです。

みなさんは施術のあとに鏡を見て
「ひきしまった!」「白くなった!」と喜ばれるのですが、私が「美しく仕上がったな」と感じるのは、施術後お話している自然体の時の「お顔つき」や「笑顔」なのです。

具体的に形容すると
ほほ骨の上の筋肉や口角がしっかり柔軟に動いて
黒目はイキイキと輝きを増し
眉間や目じりはふんわりやわらかな様子。です。

これらの様子をわたしは総じて「いいお顔」と表現しています。
そして年齢を重ね深くしわが刻まれても、この「いいお顔」で輝いている方はとても美しく、それこそが人間本来の美しさの本質であり、人生100年時代「いいお顔」で輝ける方を一人でも多く増やしたい。
そんな思いでタイトルを「一生美人」といたしました。

笑っているようで笑えていない

幼少期にくらべ私たちの表情というのは
年々簡素なものになっていきます。
しっかりと表情を使うのはお友達と会って話す時ぐらいでしょう。
冒頭にのべたとおり顔には大きくこわばりがしみついてしまっていますのでおもいっきり楽しく笑顔の表情をとったとしても実際には、本来の自分らしい笑顔になっていないものです。つまり笑えているようで笑えていないのです。
このこわばりのもとについては改めて書いていきますね。

ポジティブな表情とネガティブな表情

ポジティブな表情とは
嬉しかったり、楽しかったり、何かに夢中に打ち込んでいたり、強く興味を抱いたり、大きく心を動かされたりしたときの表情です。

反対にネガティブな表情とは
痛かったり、しかめっ面したり、イライラしたり、落胆したり、ふさぎ込んだり、我慢したり、くいしっばったり、眉間を寄せて目を凝らしたり、そんな表情を示します。

どうでしょう、皆さん。
1日ご自身の様子を振り返ってみてどちらの表情が多いでしょうか?
おそらく60代以上の女性のほとんどのかたはネガティブな表情のことが多いのではないでしょうか?

無の表情

無の表情とは何も考えていない悲しくも楽しくもない時の表情
上記のどちらの表情よりも圧倒的に多いのがこの無の表情だと思います。

おそろしい事実をお伝えしますね。
無の表情は確実にネガティブによっていきます。

顔つきは毎日の表情で作られていく

普段の表情のとり方によって顔つきっていうのは出来上がっていきます。
このため普段の表情にとても気を付けている女優さんなどは年齢を重ねても素敵なお顔つきをされていらっしゃいますね。
日々の生活においてポジティブな表情を多くするということが「一生美人」でいるための大きなキーワードといえるでしょう。


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