私の授業が生徒さんに届いていたことがわかって嬉しかった話
「講話は安藤未希さんという方が来ました」
以前出張授業をさせていただいた、土佐塾中学高等学校・まなび創造コースの学年末エキシビション(プレゼン)で、まさか自分の名前が出てくるとは。
このイベント(行事)は、一人5分の持ち時間で1年間で学んだことや、これからやりたいことなどを生徒全員がプレゼンする場だった。そこで生徒の一人が私の授業を取り上げてくれたのだ。
このまなび創造コースは、たくさんの外部講師による授業(講話)を実施しているユニークなコースだ。講話をする中にはテレビ出演するような超有名人や、ベストセラー作家さんなどもいる。そんな中、安藤未希の授業が取り上げられたのだ。
「これはフェイクニュースを見分ける授業です。
世の中には本物のニュースや偽物のニュースがあって、
とても面白いと思いました。」
中学生向けに面白ネタを使って授業をしたので、それが伝わっていたことがわかって嬉しい。政治的なネタもあるけれど、まずは身近な「そんな嘘もあるんだ!」という気付きを持ってもらうことを目的にしてよかったなと改めて感じることができた。
プレゼンには私が授業で使ったネタも使われていた。授業の実施は11月。授業スライドを渡していたわけでもないのに、ネタを覚えていてプレゼンで使ってくれたことにも驚くし嬉しい。
それだけ彼にとって「新しいこと」だったのかもしれない。
ネット上では大人も子どもも区別なく、同じ情報を得ることができる。それはとても素晴らしいことだ。ただ、紛れ込んでいる誤情報は大人でも見分けることは難しいし、経験が少なく世の中に関する知識が少ない子どもであればなおさら困難だろう。
誤情報が紛れ込んでいることを知らずにどんな情報でも信じてしまうと、事実に基づく健全な判断ができない可能性がある。それを防ぐ第一歩をわかってもらえて、面白いと感じてくれたことが嬉しい。
来年度も土佐塾さんに伺う予定なので、もう一歩進んだ授業ができるかなと思っている。今から伺うのが楽しみです。
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