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ドイツのコロナの現状

去年2020年12月半ばから再び始まったロックダウン (他人と会うのは1人、食料品店以外は閉鎖、学校閉鎖、レストランはテイクアウトのみ)。

私が住むミュンヘン、そこを含むバイエルン州は食料品店や公共交通機関を利用する際はFFP2マスクの着用が義務付けられている。
ある水曜日に「来週月曜からこれを実施します!」とアナウンスされた時、「はい、わかりました」と、あっさり受け入れている自分がいた。
少し前の私ならこのような急な変化に戸惑っていたと思う。
去年3月-5月までのハードロックダウン、その後のミニロックダウン、それ以外にも日々更新される規制に、自分自身が少しずつ逞しくなっているというか、鈍感さを身につけたというか、順応性を身につけたというか、いずれにせよ慌てふためく事はなくなった。

今思っても、去年のロックダウンはホントに参った。慣れないオンライン授業、公園も閉鎖、力の有り余る子供達と対照的に身も心も疲れた私、どこにも行けず誰とも会えずの日々。
「近所で陽性者が出た」と聞くとビクビクし、少し離れたミュンヘン郊外の人気の少ないスーパーを利用してみたりもした。

毎日の陽性者数を一喜一憂しながら見ていた時もあった。でもそれも止めた。最近ではもう細かい数字は見ない。
「10万人あたりの新規感染者数」をたま〜に見るぐらい。
(2/23時点でミュンヘ市は31.60、バイエルン州は58.30)
「50」という値が解除の目安として、それを目標に頑張ってたけど、それも引き下げられた。

ここ最近、日差しも出てすっかり雪解けしたように、この状況もメルトダウンしてほしい。

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