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6月30日のおはようございます

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朝の投稿を始めたときのこと

6月30日のおはようございます。
今日でこの投稿を始めて一周年になります。昨年の6月30日に最初の投稿をしました。
https://note.com/mikepunch/n/n76587cb80693
この時は、ひとりぼっちで、からっぽで、委縮して、自分が生きているのか何なのかわからないような状態でした。
5月に心に深手を負って、体と心が凍りついたまま毎日を過ごしていました。動くたびにギシギシと音がするような違和感、まるでオズの魔法使いに出てくるブリキの木こりのようでした。

その状態で二カ月弱を過ごして、それでも自分の中に「立ち上がろう」「自分で何とかしよう」という意思だけはちゃんと残っていて、その「何とか」の糸口がnoteに毎日絵を投稿してみる事でした。
絵を投稿してみようと思ったのは、スキを頂いた時のリアクションに、絵を入れられるようになった事がきっかけです。
10パターンのリアクションを入れてみて、これと同じようにイラストを毎日ひとつと言葉を投稿してみようかと、うっすらと思いついたのです。
いつまで続けようなど、そんな気持ちは全くありませんでした。そんな事を考えられる状態ではありませんでした。
毎日一枚絵を描く事もやっていませんでしたので、出来るとは全く思っていませんでした。

穴の底に一人で座って、そこから紙飛行機の手紙を何処へともなく飛ばしているような心境でした。
誰にも読まれないかもしれない、読まれなくても良いから、自分に毎日何かを描かせなければ(書かせなければ)ならない。そんな心境でひたすら描いていました。

一年後に、自分がこんなに変わっていて、世界がこんなに広がっていようとは、夢にも思いませんでした。

皆さまへの感謝

最初に穴の底にいる私に声をかけてくれたのが、dot.さんです。
心底嬉しく、びっくりしました。
読んでくれている人がいらした!!なんと!!です( ´艸`)

そこから、あれよあれよと人の輪が広がって、たくさんの人に助けられて、背中を押して頂いて、新しいことをやり、以前の作品を掘り起こし、踏み出せなかった所へ歩き出し...etc
楽しさも苦しさもある、充実した冒険の時間を過ごした一年間です。

noteで頂くコメント、スキ、Twitterで頂く声、いいねやリツイート、全てがエネルギーになって、背中を押してくれました。

dot.さんに頂いたコメントの名言を(勝手に)引用します<(_ _)>

「時間は永遠にあるわけではないから、思ったこと、感じたことは、素直に伝えて、繋がりたいと思える人との繋がりを増やしていこうと思ったんだ」

皆さまからコメントを頂き、音楽帳工房さんから「朝の談話室」と命名を頂き、毎朝の記事を作るのは、自分に課す義務ではなく、喜びに変わりました。

私が書く事を「ミケ教会」と名づけてくれたpoohさん、今はnoteにおられませんが、ご自身のお仕事に奮闘されていることを、私は知っています(*^^*)

10月の記事を「おにぎりアクション」に参加するイラストを描く事に決めて描いたおにぎりと猫の絵に、「物語になりそう」とコメントを頂いたおかげで、「おにぎり猫のものがたり」が生まれました。

この一年は皆さまのおかげで生き延びられました。
ただただ感謝しかありません。本当にありがとうございます。

白紙の地図を持つ冒険者

今日のイラストは、2020年9月5日の投稿に使ったイラストです。
https://note.com/mikepunch/n/n958ddfe46a94

この記事で、猫の冒険ストーリーをこう書いておりました。

猫はカンテラを掲げて歩いています。手には地図を握っています。一枚の地図を頼りに、暗くて行き先の見えない道を歩いています。身に着けている荷物はごくわずか。最小限の必要なものだけです。
猫の心には不安や恐怖があります。けれども前に進みます。恐れを持ったまま道を歩む事でしか、行きつけない場所を目指しています。
手に持っている地図は、実は白紙です。猫が進む事で地図が現れます。この冒険が終わる事はありません。時に休みながら、歩み続けます。

その時に自然と浮かんできたストーリーをそのまま書きました。
今になって気がつきます。この通りの事を、自分がやっていたと。
行き先の判らない方向へ踏み出し、覚悟を持って歩き始めると、持っている白紙の紙に地図が現れる。仲間にも出会える。その道を歩き続けて、地図がどんどん変わっていく。
まさにこんな感じでした。

その日の記事にはこうも書いておりました。

誰もがこの地図を持って冒険をしているのではないか

この時には、ぼんやりとそう感じたのですが、今は確信をしております。
誰もが自分の唯一無二の白紙の地図を持って、終わらない冒険をしています。それが命を生きるという事だと思います。
自分の道を歩み出したら順風満帆などという事はありません。
困難な事は次々とやってきます。
その一つ一つをクリアして、経験値にして行くための困難です。
天からのプレゼントのようなものです。
誰もが冒険者です。

変化していく事は不安や恐怖もありますが、自分自身でいられる唯一の方法でもあります。
私は昨年から、変わりました。

一年前とは感じること考えること、好きなもの大切なことが全く変わりました。いま最優先にしている事は、いまこの時点での自分を最大限に使い切る事です。
毎朝日の出を見て、お日さまにお祈りをします。
「今日の一日、私が与えられている命と時間を使って存分に活動をして、夜には満足して眠る所を、どうぞ笑ってご覧になっていてください」と。

この「活動」には、休む、というものも当然ながら含まれます。自分を楽しませることも含まれます。自分と一致する事が基本です。

心を向ける必要がないものは目を向けなくなりました。
以前は大好きで大切でこよなく愛していたものも、生活から消えました。
自然で必然な方へ向かって、そうなりました。
自分が自由で心地よくいられる方を大切にします。

この一年間は、冒険と変容の時間でした。
皆さまのおかげです。本当にありがとうございます。

明日からは

noteの世界において、365日連続投稿をクリアしたら、noteを去る、あるいはしばらく休む、という作法がある事を、この数か月間に知りました。
自分はクリアしたらどうしようかな、noteを去る気はないけれど、少し休もうかな、など少し考えました。

365日投稿を目指していたわけではないのですが、一年間やった時に何が見えるか、自分がどう感じるかにはとても興味がありました。

それをこの一週間ほど観察してみて、出てきた答えは

「もっといい絵を描きたい」でした。(強欲)

「いい絵」は、評価される絵ではなくて、描いて自分がいちばん満足できる絵、描いている途中も満足できる絵、です。(さらに強欲)

「それが誰かのためになるなら、もう最高」(どこまで強欲)

創作に関する強欲は、悪くないと思います。

朝の談話室を毎日は投稿できなくなるかもしれません。
(何しろ強欲ですので時間がかかります・・・)
明日からしばらくは、noteが提案しているタグ「#振り返りnote」に乗っかって、以前に書いた記事をご紹介などしてみたいと思います。

これからもmikepunchをよろしくお願いいたします。

今日も素敵な一日をお過ごしください。

今日の音楽

J.ウィリアムズ: 映画「レイダース/失われたアーク」(インディ・ジョーンズ)より:メイン・テーマ

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