Mikeon

デジタルマーケティングの会社で人事をやっています。

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最近の記事

意志を育むという矛盾に我々は立ち向かうべきなのか?

 素晴らしいリーダーには、万難を排して理想を実現させる力強いコミットメントがある。コミットメントの弱い人にはリーダーを任せることはできない。リーダーは色々な人の色々なものを背負う。  そのコミットメントの源泉は、周囲からの評価や報酬かもしれないし役割への使命感かもしれない。ただ、リーダーにも様々なタイプがあって、そのタイプによって何を源泉としているかにある程度の傾向はあるだろうと思っている。  例えば、大きな方向性を示し組織の成すことに魅力的な意味を与えられるリーダーには

    • 組織の中に潜む文脈について。リーダー人材育成に携わってみて感じること。

      組織の中に潜む「文脈」というものについて思うこと。 私は会社の人事の人間で、この1年ほどは自社のリーダー人材輩出を加速させようと試行錯誤している。 珍しくワンミッションに専念させてもらえることになって意欲は満点。 でも、恐らく世の中の大半の企業と同じように「そうは簡単にいかないぞ」の壁にぶち当たっている。 1500人ほど組織の中で、次の世代やその次の世代を束ねていく人材を見つけて鍛え上げると言えば聞こえは良いが、役職のレイヤが上がるほどに人材像は抽象的なものになり難しい

      • 人材開発って、理屈じゃない「思い」みたいなのがやっぱり一番大切そう。

        不確実な時代と言われる昨今、難局を乗り切るために多くの会社さんで自己変容や事業変革に取り組まれているかと思う。 「人が大事」なんて言わずもがなだけど、行動様式の変化によって人の優秀性を判断する基準すらも大きく変わろうとしているみたい(例えば、山口周さんの本を一冊を読めば肌感で理解できる)。 僕は人事として自社の人材開発の一端を担っており、これからのことを考えると今までと同じスタンスでいるわけにはいかない、と切に感じる。 5年と言わず10年20年先を見据えて、絶対に変えては

        • 「ひく」という現象を紐解き、Context ベースの学びを。

          何かを学ぶ時、学ばせる時にワークショップやアクションラーニングを用いることは多いと思う。 そういった場を提供する人にとっては、「インタラクティブに」とか「教えるのではなく気づかせるのだ」などのマジックワードがきっともう耳タコになってるはず。 それなのに実際に本番を迎えると、盛り上がらず参加者が「引く」、ときにはドン引きと言えるような空気になってしまうこともある。うまくいく、うまくいかないを分ける要因が分からず、うまくいくパターンを意図的に再現することは難しい。自分も仕事

        意志を育むという矛盾に我々は立ち向かうべきなのか?

        • 組織の中に潜む文脈について。リーダー人材育成に携わってみて感じること。

        • 人材開発って、理屈じゃない「思い」みたいなのがやっぱり一番大切そう。

        • 「ひく」という現象を紐解き、Context ベースの学びを。