見出し画像

初診、翌日に出血・・・

無事初診を済ませ、妊娠していることがはっきりした。

「4人に1人は流産になる」という言葉が、「覚悟を」という言葉が、重くのしかかる。

せっかく来てくれたから、無事に産みたい。

お腹の子の寿命だったら、仕方がない。だけれど、私の不注意で悲しい結果になるのは避けたかった。責任重大。気を付けることはたくさんある。

お腹の中に、赤ちゃんがいる、というわくわくと、少しの不安をかかえて、朝を迎えた。

あ・・・・。

トイレに入ると、出血していた。ほんの少し。少しだけれど、不安になった。もしかして・・・。

出血イコール、流産という認識だった。

検査なんて受けなかったら良かったのか。後悔の念がよぎった。

初診の時に、内診を行った。それで出血が起きたのかも知れない。

ネットで調べてみると、そういった例が多かった。少し安心する。

朝、7時半ごろ出た出血は、量がごく少しのまま続いて、昼過ぎには治まった。止まった。良かった。安堵する。

妊娠検査薬で陽性が出て、初診を受けて妊娠が分かっても、確かに居るという実感も、つわりもない。ないけれど、いてくれるんだよね。

お腹に手を当てて、そっと話しかけてみる。

「私を、夫さんを、お母さんとお父さんにしてくれて、ありがとう」。

高齢出産で、リスクがあると散々脅かされた。

まだ若いつもりでいたのに、高齢高齢言われてちょっと傷付く。

そして、心の中で、思う。

野口整体、なめんなよ。

もし、お腹の中で、産まれずに死を迎えたとしても、お腹の中に来てくれて、私をお母さんにしてくれたことには変わらない。無事に産まれて来てね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?