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エッセイ集

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#雑記

1ヶ月前に買った今川焼をやっとたべるまでの話

1ヶ月前に買った今川焼をやっとたべるまでの話

今川焼がおいしかった。おいしくて、それだけでうれしかった。

すきだと思っていたたべものを、からだが受け付けなくなって数ヵ月が経つ。
おおまかには、肉と魚、パン。
どれも日常的に選んで、たべていたものたち。

スーパーの精肉売り場、鮮魚売り場の前を通っても食欲のセンサーは反応しなくなった。
陳列されている赤やピンク色の柔らかそうな肉の断面、青々と光る魚の切り身をみただけで、「う」と思う日もある。

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マッチョになるには程遠い。

マッチョになるには程遠い。

わたしは、じぶんが言葉を持っていることをひどく煩わしく、猥雑に感じることもあれば、
言葉を持っていることをうれしく感じることもある。

わたしは、鏡のなかのじぶんをひどくくたびれた女だと感じることもあれば、
まだ酸いも濁もしらない少女のように感じることもある。

わたしは、映画に孤独を癒されることもあれば、
映画に孤独を突きつけられることもある。

わたしは、煙草を昔からの親友のように感じることも

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かぜっぴきの日記。

かぜっぴきの日記。

どうしようもない寒気。ああ、ついに来たか。
へろへろの体で電車に乗り込む。
立っていられず手すりのそばに座り込むと、向かいの優先席に座るサラリーマンに怪訝な顔をされた。こちとら、いまそれどころじゃない。
リュックとマフラーに顔をうずめて耐えていると、しばらくして肩を叩かれた。私より年上の、ショートカットの女性。「あそこ、席あいてますよ」と言われる。正直動くのもしんどかったが、わざわざ声をかけてくれ

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