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第9回 気まぐれ日誌

本日のおはなし 「9が好きな人」

今回は「第9回」ということで、数字の「9」が好きだという、”わたしの夫”と出会った時の話を書こうと思います。


わたしの夫は数字の「9」が好き。車が好きで、今まで乗ってきた車のナンバーはすべて「9」にこだわってきたそうです。

そんな夫、なぜ「9」が好きだと思いますか?

・・・それはですね、トヨタ車クラウンの「ク」の「9」なんだそうです。ただそれだけなのです。

免許を取って初めて乗った車がクラウンで、ずっと乗りたくて乗りたくて、免許を取る前から中古のクラウンをローンを組んで購入して実家に保管していたそうです。それだけクラウンに憧れを抱いていたそうです。だから「9」が好きなんだそうですよ。(*^。^*)


そんな単純脳な夫とわたしが出会った場所は、わたしが東京へ引っ越してきた時に紹介された派遣先でした。夫は派遣先で働く社員でした。

わたしが派遣されて1か月くらいが経った時、夫が飲み会に誘ってきたのです。「プレゼン大会で優勝して賞金をゲットしたから…」と言って。その飲み会の後も、何度か会社の人達との飲み会に誘ってくれるようになりました。

付き合うようになってから夫の後輩が教えてくれたのだけど、夫は私が派遣されてきて、わたしのことが相当気になっていたそうです。「仕事中にジロジロ見ててさ「おい、ちょっとお前話しかけて来い!」とか言ってきてさ!ウジウジしてうぜぇから「賞金ゲットを口実に、飲み会誘ってこいや!」って言ってやったの俺だからね?!俺のお陰だからね?!」と。(笑)

後輩君には感謝しかありません。

話を戻して…、

夫と急激に仲良くなったのは、ある日の飲み会で終電もなくなって、お酒を飲まない夫が参加者全員を車で送ってくれる話になった時でした。

夫が車でミスチルの曲を流したのです。

わたしはミスチルのファンクラブに入っていたほど(今はファンクラブは抜けました)ミスチルの曲が大好きなのです。しかも、その時夫が流した曲がファンじゃないと絶対に聞かないような曲だったのです。わたしはその曲が流れて大興奮!「え?!ミスチルのファンなんですか?!」と夫に尋ねました。「あぁ、ミスチルばっかり聞いてるよ。」と!!それが嬉しくて嬉しくて、それ以来、仕事中に夫に出くわす度にミスチルの話をしました。

そして、何度か2人で遊びに行くようになり、付き合うことになりました。

でも、実は夫はミスチルのファンではなかったのです。本当はB'zのファンで、あの時はシーンとするのもだし音楽を流そうと思ったら「万人受けするのはミスチルかな」と思ってミスチルを流しただけだったようです。なのに、わたしがそのミスチルに食いついてきたものだから、俺もファンだって嘘をついてしまった、と。(ちなみに、仕事中にミスチルのライブとか新曲の話をされるのは、何の情報も知らないから話を合わせるのが大変だっそうです。笑)

付き合うようになってからは、実はあんまりミスチルは聞かないと言ってB'zばかりを聞いているので、わたしもB'zの曲にだいぶ詳しくなってしまいました。(;^ω^)最近はTak Matsumotoの音色豊かなギターサウンドが好きです。


出会って、かれこれ8年。

意見が合わない時もあるし、むかつく時もあるし、別れたい!とカッとなってしまう時もあるし、なんでこの人こんなに馬鹿なの?!と途方に暮れる時もあります。

だけれど、それ以上に助けられたり支えてもらっている部分もたくさんあって、尊敬しているところも沢山あります。喧嘩すると雨雲で見えなくなりがちですよね。それって、きっと向こうも同じですよね。


昨年、わたしのおばあちゃんに「おじいちゃんと別れたいって思ったことなかったの?」と聞いてみました。おばあちゃんは「そりゃ、あるに決まってるよ!」と即答してくれました。(笑)

おばあちゃんが一番離婚してやりたいって思ったのは、おじいちゃんが仕事を辞めた時だったそうです。まだ子どもを育てるのにお金が必要な時期なのに、”物を作る仕事がしたい”とか言って何の当てもなく仕事を辞めて大喧嘩をしたことがある、と。

だけど、大喧嘩をして口もききたくないと無視して過ごしているうちに、ふと「そっちが勝手にやるなら、こっちも勝手にすればいいってことじゃない。もうどうにもならないんだから、わたしが決めたこともあの人にやらせればいいじゃない。わたしはそっちの勝手を受け入れたんだから。対等なのだから。」と強気な気持ちが湧いてきたそうです。

その時から、個人で工務店を開いて、おじいちゃんに「あそこへ行って働いてきなさい!仕事をもらってきなさい!」みたいなことも強気で言えるようになったし、仕事の依頼を受ければおじいちゃんの車の助手席に乗って一緒にお金を稼ぎに出るようになったそうです。「あの人はね、わたしに頭が上がらないはずよ。だってわたしのお陰で生きてこれたんだから。」とニッコリ。

強い…!やはり女は強いのだな、と感じた瞬間でした。


そんなふうにぶつかり合って、悩んで、許し合って、新しい道を導き出して…。この長い道を、夫と肩を組んで歩んでいきたいと思う、今日この頃です。



みいけの逸品料理「アボカド~椎茸UFOに乗って~」

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「椎茸とアボカドの相性が抜群!!」という話で意気投合した友人の家にお邪魔したときに、友人が作ってくれた料理です。

わたしにはアボカドをペースト状にする発想がなかったので、この料理を出された時は衝撃でした。それまで、家では焼いた椎茸とカットしたアボカドを山葵醤油で食べるだけだったけれど、このUFOスタイルで頂いてからは、わたしもUFOスタイルでしか作らなくなりました!

これ、マジで美味い…!!ガブリとかぶりつくと、椎茸とアボカドで口の中がいっぱいになるのが、もう最高。。。💗ブラックペッパーと醤油で食べるのがオススメです。。。💗


みいけの絵画展「点描画(salyu)」

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ロングヘア時のボーカリストsalyu。2008年にリリースされたベストアルバムの歌詞カードの写真を見て描きました。

この頃のsalyuちゃん、ダイエットに励んでいたようです。当時はファンクラブ専用のサイトでブログを書いてくれていました。そのブログの更新日が楽しみで楽しみで、いつも心待ちにしていました。

ぽっちゃり体型が可愛いとファンの間で人気だったsalyuちゃん。いつしか”痩せた”と言われるようになりました。自分で言うのも…ですが、痩せた姿のsalyuはわたしに似ていました。

わたしはSNSの繋がりで、ファンの集まりなどに行くようになったのですが、「salyuっぽい子きた!」「見た目も雰囲気もsalyuに似てる!」「salyuのライブの衣装を作ってみたんだけど、着てみてくれないかな?!」など、ファンの子たちが言ってくれるようになりました。

脳みそがお花畑になった若かりし時期があります。

SNSのプロフ写真をsalyuにしても、学生時代の友人から「なんで熱唱してる自分の写真にしてんの(笑)」と言われたりして、好きな人と間違えられるなんて…と、かなり浮かれていました。

いや、でもね、好きな人と似てるってかなり嬉しい。純粋に嬉しかった思い出です♩(*^。^*)


おわり

みいけ実歩☘