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第12回 気まぐれ日誌
本日のおはなし「結婚とお金」
わたしは27歳の時に結婚をしました。
毎年、結婚記念日には旅行に行くことにしています。これまで、神奈川(箱根)、千葉、愛知、静岡、福岡&山口に行ってきました。
明日からもう1月になるのですが、次の旅先はまだ決まっていません。どこに行こうかな。
「結婚という制度は不必要だ」という話題をよく目にします。
確かに、人によっては結婚なんてしなくてもいい、するべきではない人もいると思います。でも、わたし自身は結婚してよかったと感じています。
わたしが結婚をしようと決意したのは、そんなに難しいことではありません。1番の決め手はやはり「お金」の事でした。
夫と付き合うようになってからの半年間は、お互い一人暮らしをしていました。夫は正社員だけど残業をしなければギリギリの生活。わたしはもう生活がアウトな感じで、週5で1日8時間の派遣だけでは生活できず、夜はコンビニでバイトをしていました。
仕事とバイトとデートと自分の事で本当にいっぱいいっぱいな日々。結局は体力が持たず体調不良で仕事を休むようになり、賃料と光熱費を浮かせるために夫と2人で暮らすことになりました。その時は、掛け持ちを辞めれたお陰で、ちゃんとしたご飯を作る時間ができたし、気持ちの面でもかなり余裕ができました。(一人暮らしの時は、豆腐とザク切りにしたキャベツばかりを食べていました。(;^ω^))
ある日、夫の会社では結婚をすると補助金が出るという話になりました。なので「2年付き合えたら結婚しよう」と2人で決めました。
何の補助金が出たかと言うと、2つあって、1つ目が扶養補助金”25,000円“。扶養補助金は、わたしがフルタイムで働いていても毎月貰える補助金でした。
2つめは家賃補助金”7割負担”。独身の場合は”3割負担”で、転勤の可能性もある会社なので45歳まで家賃補助金が出るとのことでした。この補助金はかなり大きいなと思いました。
そして無事に2年間仲良く暮らせたので、約束通りに結婚をしました。来年から結婚7年目に突入です。
お金のことをマイナスに考える人もいます。
わたしはそういうのって綺麗事だなって思います。「現実を見てみなさいよ、お金は絶対に必要でしょ。お金がないせいで諦めなきゃいけないこともあるんじゃないの?お金がないせいで、自分が手に入れられないからって、他人の持ち物に難癖つけたりして妬んでない?そういう人多いことないかな?」と思うことがあります。
お金がないと暮らしていけないシステムの中で生かされていて、お金がないことで争いが生まれたり、子どもが空気読んで親に気を遣ったり我慢したり、お金を稼ぐことで頭がいっぱいで他のことを考える時間もない…みたいな、どう考えたってマイナスな面のほうが圧倒的に大きくないかな?…と、わたしは思います。
結婚するとき、夫がわたしによく言っていました。
「お金と時間だったら、絶対に時間が大事。お金をためてから始めるんじゃなくて、やりたいことは借金してでも始めたほうがいいと俺は思う。利子は付くけど、それを払ってもいいと思えるくらい自分にとって価値があることなら、俺なら速攻でお金を借りる。借金なんか働いてりゃいつか返せるだろ?」
お金の事で悩んでいた時期は、おおらかな夫の考えにとても救われました。
自分が今よりも生きやすくなる条件が揃っているのなら、結婚をして暮らした方が絶対に良いと思います。
そして、帰る場所(自分を無条件で包んでくれる人がいる場所)があることは、本当に幸せなものだなぁと感じます。
みいけの逸品料理「蓮根の海老はさみ揚げ」
20歳の時、当時の職場の上司に連れられて広島の店舗に顔を出しに行ったことがあります。その晩に、上司行きつけの小料理屋へ連れて行ってくれました。そこで蓮根の海老はさみ揚げを初めて食べました。それがあまりにも衝撃的に美味しくて、家に帰って真似して作った思い出です。^^
…ここからは余談。
その晩は、上司がビジネスホテルを2部屋予約してくれていました。部屋に入ろうとすると「よかったらさぁ…俺の部屋でもうちょっと飲もうよ(59歳既婚者♂)」と言ってきたのです。そのエロい目と発言にヤダ…キモイ…と思ったわたしは「荷物置いて少し休んでからでもいいですか??」と言って、そのまま爆睡したフリをして朝までシャワーも浴びずトイレにも行かず(起きてるってバレちゃうからw)部屋から断固として出ませんでした。
携帯には数回上司から電話があったのだけど、もちろん全部無視。ちょっと可哀そうだったかなぁ…と思ったり。(^_^;)
みいけの絵画展「イラスト(アンモビウム~不変の誓い~)」
アンモビウムは8月14日の誕生花だそうです。
わたしが持っている誕生花の本には「この日生まれの人は、口数が少なくちょっと寂し気な人。」と書いてあります。それを元にして書いた絵です。口数が少なく寂し気に見えるのは、心に誓った信念を頑なに守っているためで、そこが彼女の優しさであり魅力なのです。
本当のやさしい女性になりたいです。
おわり
みいけ実歩☘