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第7回 気まぐれ日誌

本日のおはなし 「頑張らないことを頑張る」

わたしは「無駄に頑張らないことを頑張る」をモットーに生きています。

どうしてそんなことをモットーにしているのかと言うと、少し前までのわたしは、とても頑張ってしまう人だったからです。

25歳くらいまでですが、兎に角、何でもかんでも頑張りすぎてしまう人でした。幼い頃から母がいなかったために、「家族のために…!」と母親役を務めるようになりました。高校生になると、家事とアルバイトと部活と勉強を詰め込んだ日々を過ごすようになりました。

今はそうでもないのかもしれないけれど、わたしの世代での片親というのは世間の目が厳しく、「片親だからそんな子なのよ」「片親の子どもは絶対に問題を起こす」「親が離婚したら子どもも離婚するからね」と、まわりの大人たちは平気で声をかけてきました。

頑張ってしまう理由は「片親だから」と言われたくなかった、と言うのもあります。

初めて心が折れたのは、そんな激務の日々を過ごしていた高校3年生の時でした。限界なんてとっくの昔に超えているのにも関わらず、自分の気持ちを無視して色んなことを背負い込んでいたため、文化祭が終わった瞬間でした。「もうどうでもいいや…」と、次の日からいつものようにベッドから起き上がることができなくなりました。

学校は行かないか、午後から行くようになりました。バイトは行かなくなってしまいました。外の世界を完全にシャットアウトしていました。自分の気持ちを誰かに話すことは、自分が勝手に背負い込んだくせにまわりを悪者にするみたいで、なかなかできませんでした。

クラスメイトの女子からは「おい、秀才(笑)」と呼ばれました。男子からは「彼氏ができて忙しいんだね~(笑)朝からお盛んだね~(笑)」と言われたこともありました。

そういう風に扱われてしまったのは、わたしが周囲に助けを求めなかったからだと思っています。わたしが気軽に「助けて」と言えたなら、親身になって助けてくれただろうし、嘲笑われることもなく、変な噂をされることもなかったはずだから。


そんな風に、「ひとりで頑張らなくちゃ…」と思い込んでいた過去があります。

頑張ることで大失敗してしまった経験から、関東に来て結婚してからは、もう誰かのために頑張らないと決めました。自分のために頑張る、と決めました。


そんな頑張らない日々を過ごしていた時のこと。前に勤めていた会社で、先輩に言われたことがあります。

「頑張らないようにしてるって言うけど、今のうちに嫌なことも少しは我慢して頑張ってた方がいいよ?若いうちにしか頑張れないんだから。」と。

その会社では、みんながみんな上司に怒られないようにするために働いているようなものでした。「上司が機嫌を損ねると余計に面倒な仕事が増えるから、機嫌を損ねないように先回りして動かないと!それに働かせてもらっているのだから社長の機嫌を取らないと!この会社と付き合っていれば、将来的に良い知識が身につくのだから!」と。

…と言いながら働いているくせに、どんなに頑張ったって上司は不機嫌で怒鳴り散らして、知識だって「この人でないと!」と思わせるような知識を与えてくれるわけでもなく、夜遅くまで”怒られない対策”のための準備のためにサービス残業をしている日々でした。

その頑張りの先に何があるのか。

怒られないようにするために頑張るなら、理不尽に怒らない人と出会うことを頑張ればいいのに。良い知識を与えてくれると言うけど、その知識はきっと他でも身につけることができる。給料だってきちんと払わない、約束と違う、我がままを押し付けられているだけ。

わたしたちは奴隷になるために生きているわけではないのだから、自分の力を注ぐところは自分で選んだっていいじゃない。


いま、わたしが頑張ろうと考えていることの中に畑があるけれど、なぜそこに力を使うのかと聞かれれば、それは将来の自分のため。誰かのためでも、誰かの機嫌を取るためでも、誰かに押し付けられているからでもなく。

未来の自分が生きていくために、必ず役に立つから。自分から誰かに何かを与えたい欲、まわりの笑顔を見たい欲、そういう欲を満たすために必要だから。

だから農業は頑張るつもりです。^^


頑張るべきことと、頑張らなくていいことの区別を付けること。とても大事なことですね。


みいけの逸品料理「鯖缶と南瓜の印度風煮込み」

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カレーです。

鯖缶で作るカレーはとっても美味です!何の野菜も合うし、鯖缶を使っただけで鯖の出汁が良いアクセントになって、料理上手に見せてくれます!

オススメです♩(´艸`*)

ここで、カレーの思い出をひとつ。

二十歳の時のこと。当時働いていた職場に、関西の店舗から年の近いお兄さんが派遣されてきました。偶然、わたしが一人暮らししていたアパートの隣のレオパレスに引っ越してきたので、よく一緒にご飯を食べたり、田舎を案内していました。

ある日、そのお兄さんに「カレー作ったけぇ食べり~^^」と、カレーを持っていきました。わたしの地域は、家で作るカレーと言えば”チキンカレー”が定番。稀に牛筋カレーも作るけど、基本的にカレーは鶏肉で作るのです。

関西人のお兄さんは「わ~い♩食べる食べる~♩^^」と喜んでくれました。しかし、それがチキンカレーだと気がついた瞬間でした。

「鶏肉?!カレーと言ったらビーフカレーやろ!!チキンカレーなんかビンボー臭くて食えんわ!!」と怒り出したのです…!(◎_◎;)

いやいや。。。貰っておいてなんて失礼なやつ!!結局「チキンも意外と美味いな♩^^ウンウン」と言いながら食べていたけれど、その時わたしは思ったのです。今後、関西人にカレーはご馳走したくないな、と。

関西人の見栄だったんでしょうけどね。^_^;


みいけの絵画展「点描画(YUKI)」

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歌手のYUKIちゃんです♩高校生の時に描きました。

わたしがJUDY AND MARYを知ったのは、YUKIを好きになってからです。ジュディマリの曲も元気いっぱいの曲がたくさんあって好きだけど、どっちが好みかと聞かれたなら、YUKIの曲の方が好みです♩(*´▽`*)

YUKIの曲のどこらへんが好きかと言うと、Bメロのない曲がたくさんあるところが好きです。あと、いろんなジャンルの曲を出してくれるところも。「今回はそういう曲できたか~!」と、いつも楽しませてくれます♩^^

洋服で例えるのなら、ボーイッシュな服装をしていたと思ったら、突然ロリータファッションで現れたり、かと思えば地味な田舎ガールになったり、と思ったら次は奇抜なファッションで現れたり、七変化って感じなところが良きです♩(*^-^*)

曲は「誰でもロンリー」が一番好きかなぁ。。(´へωへ`*)

アルバムは「megaphonic」が一番お気に入りです💗



おわり

みいけ実歩☘