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着物の断捨離に着手します 後ろ髪引かれる気分ではあるけれど(T . T)

自分の最近の大きなテーマである「断捨離」。モノを少なくしてスッキリ暮らす。片付けや管理の手間を減らす。それにかなり本格的に取り組み出してから1年弱。

オシャレやファッションが大好きで、イイなっ❗️と思う服を見ると買っちゃう。タンスの中やクローゼットはいつも満杯。部屋の中も片付かない。そんな状態がずっとだった。それじゃあイカンよね。

まぁ、洋服は高価だとしてもタカが知れてるしほとんどの物がリサイクルショップで引き取ってもらえる。だけど着物は別。昔の女性のサイズで仕立てられた着物は、今の人には小さかったりする。それを理由に買取を断られたりするのだ。

見つけて買った時、帯や小物をあれこれ組み合わせを考え、実際に着た時。着た時の晴れやかな気持ちやその場を思い出すと、いくら身軽になるメリットを数え上げても二の足を踏んでしまう。実際高価でもあった訳だし。

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それに布から染めて仕立てた物もある。もうそれだけ若い頃は着物に入れ込んでたんだよね。そう簡単に手放す決心は出来ないわ。

だけど子育てと介護で着る機会は激減。卒業式や入学式、何かのお祝いのパーティには着物は着たけれど、その回数は減る一方だった。

沢山あってもそんなに着ない。文字通りのタンスの肥やし。場所塞ぎだし虫干しも何年していないか。

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これは今回持ち込んだものではないです。

数年ぶりに今年の春に着てみたけれど、日常着ている洋服と着物とでは身体の動かし方が根本的に異なる。身のこなし方が違うので、たまに着物を着るととても疲れるのだ。

そんな調子だもん、多分今後着る機会が少ないであろう着物は思い切って、断腸の思いで手放す事にした。

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ずっと仕舞いっ放しで最近開ける事もなかった桐の押入れタンスの中から、年齢的にもう着ないであろう何枚かを纏める。娘も着物は着ないみたいだから。

振り袖とアンティークの袖の長い色留袖。最後に着たのは20代だった。受け継いでくれる人が居ないならばもう後は手放すの一択だわ。

調べて問い合わせると、家から近い所に買い取り査定をしてくれるお店があった。これは決心が鈍らないうちに持ち込みするだけだわ。

値段がつきそうな、それなりの品質のもので、今後着る見込みが全くない振り袖やその帯、襦袢をひとまずお店に持って行ったが、今何とも名状しようのない空虚な気分なのよ。

こんな思いと向き合うのも断捨離を出来にくくする要因の一つかと思う。思い入れのある着物なのだ。ただ、そんな思いは自分がこれまで生きて来た証でもある。そんな思いとも丁寧に向き合う事も時には必要なんだろうなぁ。

持ち込んだ着物は今、査定連絡待ちです。さて、ちゃんと引き取ってもらえて、それなりの値段はつくのでしょうか?


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