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ネットでの物販開始から3ヶ月

ネットでの物販で、少量ながら品物が売れる。それは全くのゼロから手探りながら品物を選び写真を撮り、見ている人が興味を持ってくれるような解説文を考えてアップした結果である。時々メールで「お気に入りに登録されました」とか「ショップがフォローされました」とかの通知が来る。そんな小さな事にやりがいを感じる。

毎日少しの時間、物品を追加したり解説文を考えたり、金額交渉が入って購入希望者とやり取りをしたりを続ける。思うように売れなかったり全然反応がなかったりも当然あるが、そこはじっくり待つしかない。先日はアップして間もない商品に大胆な値引き交渉が入り、結局は「ネット上に出してまだ日が経っていないお品物なので、もう少しこのままの金額で様子を見たい」とお断りした。そうしたらその直後に、別の方に値引き無しで売れた、なんて事もあった。なんとも嬉しいことだ。

みけ子が扱っている骨董やアンティークなどの趣味性の強い、生活必需品でないものはそんなにいきなり売れたりしない。あってもなくても困らないものだし(笑)だけど写真を見た人が気に入り、少しでも「手に入れたい」と思ってもらえるように、売り方や文章の綴り方を工夫していこう。価格の見直しや年に1〜2度程はセールを行うのも良いし、まとめ買いの割引とかも今後考えていこう。

工夫次第だよね。そんな工夫が今は楽しい。実店舗のお店で参考になる事はないか、どんな物が好まれているのか。そしてただ売れそうだからで品物を選ぶのではなく、そこに「身近に置きたいかどうか、長く愛用したい物かどうか」という基準を加味する。そこがないとただの儲けだけしか考えない商売になってしまう。

商売としてキチンと儲けが出ているならば、それはそれで良いだろう。現在のようにモノが売れない時代、多くの人に選ばれる商品を取り揃えることはそれだけで立派なことだから。

ただ、長年骨董やアンティークなどちょっと変わったモノが好きでわざわざそれを選んで使ってきた自分としては「古いモノのもつ魅力」を生活の中にちょっとでも取り入れて欲しいと思うのだ。

もうちょっとすっきりさせたいと思いつつ、この部屋で作業をしています。

古い物は身近に置いて使うと楽しい。これまでどんな人がどんな思いで使って来たのだろうか?とか、一度使い出すと「次はこんなものが欲しいな」とか「旅行先の京都で骨董市に寄ってみようか」と考えだしたり。

物との出会いは一期一会。今はかつての使い道に限定せず、デザインの面白さでオブジェとして飾ったりもいい。出会いが自分を広げるのは人とだけじゃない。自分より前に生まれ使い続けられてきた品物に、言葉で表現しようのない不思議な魅力を感じる。モノとの出会いで自分の内面も無限に広がって行くような気持ちがしている。



↓落ち着いた中に蒔絵の華やかさが垣間見える菓子器。アクセサリーケースにしても似合います。


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