前回の解説の貫通対策を更に強化して最適化した内容です。
最初に
この解説はVRChat SDKに含まれるPhys Boneを使用した解説です。
他の揺れものComponentではLimitの機能次第では再現できない可能性があるのでご注意ください。
やってること
Skirt用にボーンを配置する
↓
Rootボーンを作る
↓
両足に2つの合計4つのPBColliderを実装
↓
RootボーンにPBComponentを実装してCollider割当
Skirt1つに使用するPBComponentはたった1つだけ
座りはもちろん、斜めの貫通も調整次第でしっかりとできる。
慣れれば実装も簡単。
条件について
対応できないスカートの条件としては
・タイトは駄目
・膝下より長いロングは難しい
その他応用としては
・ぶかぶかの裾や袖にも応用できる
手順 Blender
Componentを1つにする代わりにロール設定は基本的にBlenderで行う
スカートの上がる角度が気に入らない場合は上記のボーンロール設定を調整する
手順 Unity
今回はアバターにスカートを着せている前提となるが、着せ替え衣装などにももちろん同じことができる。
Armatureへ直接割り当てても動作するが、ボーンをいじってFBXを上書きした際に消し飛んだり再設定が面倒なので分離しておくことを推奨
解説は以上
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