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本心はピンチの時に現れる

こんばんは!

プロファシリテーターの村上と申します。
以後宜しくお願いします🙇‍♂️

noteでは、徒然なるままに日頃考えていること、感じたことを日記のようにアウトプットしていきたいと考えています。

さて、昨日まで一泊で出張に。そして、今日は取引先へ朝から外出。午後に戻り、銀行担当者の来客、代表との打ち合わせ。。
疲れたので、今日は定時で帰ろうかなと。

そうした時、部下から深刻な面持ちで呼び出されました。悪い予感しかしなかったのですが、その通りの報告がありました。

会計で大きなミスが発覚したとの事でした。たまたま帳票を確認していた部下が、ん?と気づいたのがはじまり。
よくよく調べていくと、過去2年間くらい計上ミスを発見してしまったとのこと。その額一千数百万。。

うーん。しばしフリーズ。。

さて、起こってしまったことはそれとして、まずは、ことの経緯を紐解いていきました。

部下は帳票を紐解く際に発覚したのだが、そもそも会計処理は税理士に任せているはず。

部下も自身のチェックの甘さを反省していましたが、責任の所在はどこなのか?
明らかに税理士が間違えたとしか思えない内容。
悶々としながら、色々と聞いていきました。

税理士にも報告しているとのこと。

さて。
その税理士からはなんの報告、連絡はない。
一千万超の間違いがありながら。
しかも、出張の際に発覚していたので、既に2日経過している状況。
ふつふつと、怒りが込み上げてきました。あまり感情的になる方では無いのですが、このような不義理は許せない性格なのです。

そうした時に、ふと「徳」のある無しのことを思い出しました。

数年前、ロードバイクが流行りの頃に、上司、部下含めた会社仲間数人とサイクリングへ出かけた事がありました。
天候は雨模様で、しかも初めて走るコース。
ともあれ、順調に走っていたのですが、途中先頭を走っていた上司のタイヤがパンク。
幹線道路を走るので、道の端の方にはガラス片などが散らばっている事があり、それを踏んでしまったらしい。

なんとかコンビニまで移動して、そこでタイヤ交換を行いました。もちろん、自分のロードバイクなので、その上司が変えていました。なんとなく、その上司はピリピリしているなと感じてはいました。
私は体が冷えるのを避けるため、コンビニでホットコーヒーを買い、それを飲みながら交換作業を見つめていました。

そうすると、その交換作業中の上司から、
「お前だけあったかいものを飲んでいいね」
との、心外な言葉をかけられました。
パンク修理が大変なのは分かりますが、その言葉はないのでは?と、その場は感情を抑えつつ。

その時に、究極に追い込まれた時にこそ、その人の本心、本性が現れるものだ、と感じました。

今回の件も、対取引先というか顧問税理士ではありますが、高額なエラーが起こった時の初期対応にこそ、クライアントに対する姿勢が如実に現れていると感じました。
日頃は専門性に特化して指示、指導をして来るのですが、いざ問題が起こると音沙汰無し。
恐らく、ほとぼり冷めた頃に、その会計処理の修正方法を示して終わりにするのだろうと思います。

ことの重大さを伝えて、変わるものならそうしますが、なぜ罪もない我々がそんなことに、イライラしないといけないのか。

コーチであれば是正するのですが、今回は取引先なので、冷静にその会社、担当者の姿勢を見て判断をしたいと思います。

逆に、こういった時の初期対応をしっかりやれば、信頼というのは紡げるのではと思います。
それとて、本心からそういった行動が起きないと意味がないのですが…。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました!

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