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また1からやりますか

自分と向き合うときに
書くというのが自分にはラク

来月で仕事を辞める

海外に出るという漠然とした
方向性だけでウロウロしてしまった
2年間の社会人生活

自立どころか
自分がどれほど恵まれていて
自分がどれほどよわっちくて
自分がどれほど守られていたのか
初めて自覚した2年間でもあった

思い通りどころか
人並みにもできない
そんな自分を知ることができた

謙虚というのは
そういう経験から生まれるのかも
自分が優れているなんて
思ったところで
何の意味もないのだから

息苦しい生活のなかで
唯一見つけた自分のステップが
英語を使って海外の人と直接接する仕事

じもと北海道を活かして
ディープな旅を提供する
ちいさなホテルをやりたい

そんな自分の心の叫びに
しがみつくほかには
ぼくにできることは
何もなさそうだ

正解とか常識とか
ヒントとか答えとか
そういうものを用意され
与えられるのが当たり前になっていた

その一方で
自由とか個性とか名を上げることに
変なこだわりを持ち続けてもいた

そのせいで
空回りしまくって
前後左右にさえ進めずに
静かに螺旋階段を
下っていくほかなかった

それをどうすることも
できないのがいちばん
悔しかった

もう変なこだわりは要らないです

やりたいことのビジョンを持って
できる範囲でコミットしていこうとする
その基本からでしか新しいものなんて
生まれないんだ

ぼくはぼくの手元にあるカードだけで
まずは勝負に出るほかないんだ

でも正直手元にカードなんかないかもしれない
それでもいいから自分を無理やり信じて
前に進んでいく

また 1からやっていこう

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