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猫とツバメ

「♪ツーペチャピピツーペチャピピピピーー ツー

カカカ〜〜っとクラッキングしてみるが・・・

はい、今年もおしゃべりツバメがやって来ました。
僕のいつもいる窓のすぐ目の前に張ってる電線ってやつに留まるのはいつもの事。
僕、一応猫なんだけどそれについてツバメたちは全く気にしていないみたい。
何だかプライドが傷つくよ!

それにしてもツバメたちは朝が早い。
「ツーペチャピピツーペチャピピピピーー ツーピヨピヨ」
電線に留まってしばらくの間お喋りしている。

「ここ、儂の縄張り!」なんて主張してるのかな。
それとも仲間同士で「どこどこに美味しい虫がいる」などと情報交換してるのだろうか。

母さんが言うにはツバメたちは遠い南の国からやって来るという。
海を渡り山を越え〜長い長い旅をするという。
僕、その旅の話を聞いてみたいな。

草はらのツバメ


北側の窓から見えていた畑、田んぼ、原っぱはもう無い。
これからタクチカイハツされるんだって。

それにしてもこんなになんにも無い空き地になっちゃってツバメは困っているんじゃ無いだろうか。
夏になると稲穂の波の上をすれすれに飛んで虫をとってたツバメたち。
・・あれはもう見れないんだね。

僕の窓から見える風景もずいぶん変わりました。

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