猫とサラリーマン
朝の月がこんなにきれいなのを知っている人は幸せかも知れない。
月に向かって歩く僕・・ふふ、なんだか詩でも書けそうだなぁ。
あっ、はじめまして。
僕、朝早くから通勤してますこの近辺の勤め人です。
はい、そうですね〜、朝は早いですよ。
4時半には起きて身支度をしバス、JR、私鉄を乗り継いでほぼ2時間の道行き。
〜いやいや、特殊じゃ無いです。
バス停にはお馴染みさんがたくさんいて、皆さん欠伸しながらスマホ見たりしてバスが来るのを待ってますから。。
はい、こういう生活でも慣れていくものです。
最初は苦痛だったこの通勤。
5年、10年と続けるうちに僕もいろんな楽しみを見つけられるようになりました!
夜明けの空がこれほど美しいと気付けたのも、道路脇の畑の作物がぷくぷくと育っていく様を観察できるのもバス停までの道行きがあったからです。
で、このバス停までの道のりに「窓猫」の居る家があってそれも楽しみのひとつ。
窓猫って言葉があるのか分からないけど、とにかく窓の桟の所に寝転んだり座ったりして外を眺めている猫のことを僕が勝手にそう言ってます。
あ、今朝も居ましたね!
ふふ・・この顔が大きくて茶色い猫は僕に幸運をもたらしてくれてます。
それはですねぇ〜彼を見れた日はほんの少し良いことがあったりするんですよ。(もちろん居ない日もあります)
もしかして彼は僕の幸運招き猫かも知れないと思ってます。
例えばコンビニのクジでコーヒーが当たったとか、会議の発言が上司に受けたとか・・ほんとに大したことじゃ無いんですけどちょっと嬉しかったり。。
なんか僕、時々思うんですけど幸せってそんなに大袈裟なことでもなくて身近なところに結構落ちているのだけどあまり気付けてないだけじゃないのかなって。
・・じゃあね。顔の大きな茶色い猫くん、行ってきます。
今日もお互い良い一日になるといいね。