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エーゲ海とアジアの不思議な関係

現在トルコ共和国があるアナトリア半島は、むかしから「小アジア」と呼ばれてきました。
地理において、アナトリア半島は確かにアジアの一部なのですが、なんであえて「小」なの?と疑問が湧き、調べてみました。

アナトリア半島は、古代ギリシャよりもずーっと前から「エーゲ海の東」を意味する「assu」と呼ばれていました。

ローマ帝国時代には「ia」を加えて「Asia」という地名で統治されることに。
その後、

アジア(エーゲ海の東)がとんでもなく広いじゃないか‼️

ということになり
「アナトリア半島は、小さいアジアってことにしよう!」
ってことで、小アジアという言葉が定着しました。

アジアと言い、極東と言い、我が地域はいつでも上からならぬ、西から目線で見られるのですね〜。

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