生き急いでいた20代。今に向き合う30代へ。
30歳記念で、人生ではじめてのカラーをしています。
ここまで地毛でいることがこだわりだったのですが、
30代はまた違った自分になりたいなと思い、カラーをしてみています。
(本当の理由は白髪が増えたことだけど)
時間があるので、今月で終わる一年半の育休の振り返りをしてみます。
もともとは半年で復帰しようとしていた仕事人間の私が、
一年半育休を過ごし、大きく価値観が変わりました。
子供を育てることでの一番の気づき
一番の気づきは、私は「今を生きる」ことが苦手なこと。
私の得意分野は、効率よく生きることでした。
仕事でもスピーディに進めることが評価されてきたし、
プライベートでもとにかく効率よく楽しく生きることをしてきました。
未来のことを常に考えて、行動。
朝起きる時に1日の過ごし方をイメージして、
飲み会に行ったとしても帰り方を頭の中で考えているような、
そんなせっかち人間でした。
そんな私のお腹から生まれてきたのは、
「今」を感じてアクションする娘。
当たり前のことですが、
予定を立てて動くことはしません。
そんなことは当たり前だと思いながら、
娘に合わせる形で子育てをスタートしたものの、
思いもよらない形で苦手なことに気付かされました。
毎週のものもらい、急なぎっくり腰、顎関節症
そんな娘に合わせた子育てをしていると、体に異変が起こりました。
毎週ものもらいでテンションが下がり、ぎっくり腰で動けなくなり、そして極め付けは顎関節症。
こんなに体に異変が起こるということは、
根本的な原因があるのでは、と思い考えてみると、
「今」に向き合うことが苦手なことではないかと思い始めました。
いつもの癖で子育て中も計画を立てていましたが、
それ通りにはいかない毎日を過ごす中でストレスが溜まったんだと思います。
30歳目前で苦手分野を治す努力を始める
今までの人生では、得意分野を伸ばして、苦手分野はそのままにしておく、という選択をしてきました。
でも今回の苦手分野は、治したいと強く思いました。
とにかく娘が生き生きしていて、私も娘と同じ目線で楽しみたい、
「今」と向き合うことが、これからの人生をより豊かにしてくれるはず、と確信を持ったからです。
生き急ぐのはもったいない
母になりたいという思いが強かった私は、
「20代はとにかく仕事の実績を積み上げなければ」と思いながら、仕事をしてきました。
そのために生き急いでいたように思います。
母になると、より効率よく生きないといけないとは思うのですが、
子育てをする中で生き急ぐのはもったいない、という気持ちが強くなりました。
子供との一瞬一瞬を逃したくない、
自分一人の時間をより豊かに過ごしたい、
そんな思いからくるものかもしれません。
という思いから、苦手分野だとしても、無理矢理にでも「今」に向き合う時間を作ることにしました。
今に向き合う訓練を始めてみています。
まずは無理のない範囲で今に向き合う訓練をはじめました。
やっていることは、
・子供と向き合う時は子供と同じ目線で今を感じること
・毎日散歩に行き、季節を感じること
の2つです。
(瞑想もはじめてみたけど、挫折中・・w)
やればやるほど、自分が今に向き合うことの苦手さに気づきますが、無理せず少しずつ、頑張っています。
母になることで、
自分のアイデンティティを崩すこんな変化があるなんて、思いもしませんでした。
これはきっと、人生にとっては大きなプラスになるはず。
30代は、今と向き合うことも大切にしながら生きてみようと思います。
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