主観的にならず、事実を見る大切さ〜モンテッソーリサロンメモ〜
モンテッソーリの本によく出てくる、「観察」についてもお話しいただきました。
子供を見ていると、「ああ、きっとこう思ってるんだろうな」と思いがち。
でもそれは、親の主観であり、事実ではありません。
例えば、手をしゃぶっているということは事実ですが、「ああ、お腹すいたのかな」は親の主観の判断です。
このような捉え方が続くと、「ああ、この子はこんな性格の子なんだな」と考えるときに親の主観(こうなってほしい、という思いも含め)で考えてしまうようになるそうです。
なので大事なのは、事実をみようと意識すること。
それを元に、どこを伸ばし、どこをおさめるかを考えながら子育てできるようになるそうです。
親の主観なしに、子供が「ずーっとやりたい」と思うことは何かを見つけることが大事。
例えば、一つの遊びを永遠に繰り返していたら、「もっと脳育に繋がるおもちゃにさせたい」と思ってしまいがちですが、できる限り子供の意志を大切にすることが重要だそうです。
区切りをつけるのは子供。他人が制御せず、自分で制御することが重要です。
そうすると、「自分でできるんだ」という学びに繋がり、意思決定をしっかりできるようになるそうです。