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桑芸祭2019のまとめ - afterwords

先日、9月21日(土)・22日(日)・23日(月・祝)の3日間に、第14回大学祭「桑芸祭2019」を一部悪天候の中ではありましたが開催、無事終了致しました。

ここまで至るまでに、多方面にて御尽力頂き、心より感謝申し上げます。実行委員会・桑芸祭スタッフを代表しまして、厚く御礼を申し上げます。

また、昨年度の大学祭におきましては、様々な方からのご協力を賜りましたこと、改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。


昨日があるから、今日がある。

そんなことをとても感じさせられた1年前であったと思っておりますが、今年の桑芸祭も、去年があったからこそ、今年、何ができるか、何を作り出せるのか、ということに思いを寄せて作り上げてきました。

そして、今年「桑芸祭2019」では、芸術の森キャンパスは強い日差しが降り注ぐ中、そして桑園キャンパスは足元の悪い中、3日間で延べ1,623人の皆様にご来場いただき、おかげさまで、盛会のうちに終了することができました。

実は今年の桑芸祭は、初ステージカー、初キッチンカー、桑芸祭公式グッズ過去最高売上、アートマーケット過去最多出店数、飲食模擬店過去最高売上、3日間合計来場者数1600人超、となかなかボリューミーな内容でした。


それ以外にも、展示では共通教育科目を中心に行なっていた従来のものから、実際にデザイン学部って何してるのさ!?って観点から、総合実習を中心に、より実践的な授業内容の展示にシフトチェンジしてみました。

また、キャプションにも、これってどんな授業なの?っていう疑問に応えられるように、授業の内容を解説したり、それに付随する事項を解説してみたり(ペルソナとか、ポートフォリオとか)、いろんな角度から札幌市立大学のデザイン学部が何をしているか、をよりリアルに感じてもらえるように工夫してみました。

それに加えて、サークルの展示だったり、教員研究展示だったり、デザイン学会で発表したポスターだったり、授業だけに留まらないデザイン学部の活動範囲、テリトリーの広さやコラボレーションの可能性などもお見せできることができたのではないかな、と思います。


そして、いろんな新しい取り組みもしました。コミュニケーションの仕組みづくりから、出店事務作業の自動化まで。大学祭に関する基本業務をクラウド化するといった省コスト(ヒトもカネも)を目指して取り組みましたが、いかがでしたでしょうか。おかげで決算業務も楽に済みそうです。

一番の機能は、広報素材の登録ですね。システム上で更新したら、その場で桑芸祭Webページ上でも更新されるっていうんだから、これは楽。去年までは素材を全て手打ちで編集していたんだから大変なことでした。

でも、それ以上に効率が上がった機能といえば、請求書・領収書・受領書の自動発行機能です。実は皆さんにお渡ししたものは全てWebシステムで発行しているものです。これが詳しくは言えないけどめんどくさかったーって感じです。売りたい。このシステム売りたい。(嘘)


話を戻しまして。

今年の桑芸祭のテーマは「Blooming」でした。

学生の個性が咲き誇り、素敵で可憐な景色が広がる、そんな華々しい大学祭となればいいな、と名付けました。

花というのは、水やりなど人が支えてあげなければ上手く咲くことが難しい、そんな花のように、札幌市立大学という、地域の皆様に支えられている、そんな大学だからこそ、札幌市立大学が地域に根ざし、皆様のために何かのお力になれる、そういったコトやモノに取り組んでいくことを体現できたのではないかと思います。


今年の桑芸祭も、大変多くの皆様にご来場いただき、華やかさを増しに増して、エンディングを迎えることができました。

今年で14回目を迎えた桑芸祭も、こうして継続できることは、ここまでの半年間にわたり、多くの皆さまに開催に向けてお力添えいただけたからこそ、であると感じております。改めて御礼申し上げます。


次のARTOUからは、いよいよ私の次の世代が運営していくこととなります。

心配なことは多くあると思います。それは次の世代の運営メンバーが一番感じていることだと思います。ぜひ、皆さんともにご協力いただいて、さらに良い桑芸祭にできるように、協奏の和を広げていってほしいと思います。

人の和と、協力の力が絶対に必要なのが、桑芸祭です。森の奥でやっている大学祭は、乗り越えなければならないものが非常に多いです。その分、みんなが集まれば乗り越えやすくなります。

まずは、参加することから。ぜひ出店とか出場じゃなくても、最初は来るだけで大丈夫です。皆さんのご協力がいただけない状況になれば、それに即した対応に迫られることになります。自由にやることが、一番ハードルが高いということ、それだけは理解していただきたいな、と思います。


話は長くなりましたが、今後とも、大学祭実行委員会・ARTOU運営チームへのより一層のご支援をいただけますと、幸いでございます。

そして、次の世代も、Bloomingのエッセンスを引き継いで、より地域に寄り添ったイベントになることを私も願い、最後のお願いとさせていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。 皆さんから頂く「スキ」とか、コメントとかがとてもうれしいです。 なんだかもう少し頑張って生きることができそうです。 いただいたサポートは、毎日わたしが生きやすい世界になるために使います。 これからも、どうぞよろしくおねがいします。