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心を豊かにする忙しさ - tied up
最近、起きてる時間はほとんど大学にいる。ここ3年の中では珍しいかもしれない。
そんなに大学でなにやってんのさ、って思われるだろう。確かになにやってるんだろう。
ただ、別に苦ではないと思っている。自身では。(他人になに言われるかはさておき)
大学で何をやってるんだ、と言われると、作業してます、と言うしかない。事務作業だったり、デザイン制作だったり、アート制作や、課題の作業、ミーティングに、ファイル整理とポートフォリオづくり。諸々である。
明らかにやることはたくさんある。ありすぎる。忙しいとは感じている。ただ、心が虚しくなるような忙しさではないと感じている。自身では。(他人になに言われるかはさておき)
忙しさには2種類あると思う。1つは、心が虚しくなる忙しさ。もう1つは、心が豊かになる忙しさ。
虚しくなるような忙しさは、例えばブラックバイトだったり、やりたくないことをやってるときだったり、不安要素のあるプロジェクトだったり。いわゆる、忙殺されるといった状況だと思う。忙しさとともに、心の中には虚しく空っ風が吹き荒れる。
一方で、豊かになる忙しさは、とにかく忙しいけれどもそれすら楽しめる、そういった自分がいる。難しいことをしているけど、技術やワザを得ることができたり、自分の思い通りの表現ができたり、それにたどり着けるように試行錯誤してみたり、そういったわくわくだったり、好奇心があると、忙しささえも豊かに感じてしまうのだと思う。
そんな、心を豊かにする忙しさの中では、ふとしたことからアイデアが生まれたり、気づきがあったりするが、心が虚しくなるような忙しさの中では、なかなかアイデアが出てこなくなる。デザインをする人にとっては致命傷だと思う。
そして、判断力も鈍ってしまうのが一番よくないこと。結局どうするのか、正しいと自分が思える判断ができないし、判断したことを自分が正しいって思えなくなるから、困ったものである。
ただ、いまは偶然にも心が豊かなほうの忙しいなので、なんとかなってる。だけど、虚しいほうの忙しいは突然やってくるから怖い。
僕の場合は、脳内がネガティブモードになると一気に虚しい忙しさのリスクが高まる。そろそろ危険水域な気がする。
よし。豊かな忙しいさに包まれてるうちに、いろいろやっつけていくとしましょうか。
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