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実践現場を見せ、当事者の思いを知ること。

 

AM 8:18 地下鉄。
隣の女子高生が私のスマホ画面に映った複数の下着姿の女性を見て、視線が数回私のスマホと顔を繰り返した後、体幹を私とは反対側に側屈し、生理的にダメという名の彼女の無言の身体反応を私の意志とは無関係に味合わされている辱めを受けている最中です。

 

先日、セミナーで講師をしてきました。

 

 

あ、講師じゃないです。

 


お話あんどデモンストレェションを果敢にも毎回アドリブでやっているかのように見せつつも、実はちゃんと前日までにある程度イメージしてきたにも関わらず、当日お招きした私が普段週一回関わっている脳卒中の当事者の方が思った以上に前回の介入からの変化が大きかったために、結局ホントにアドリブでデモンストレェションをすることになった、

 

 

ヒゲが濃い目の中年男性です。

 

ここ数年は、実際の患者さんの介入前後のビフォーアフターや、担当開始時からの経時的な変化を動画で提示したり、今回のように当事者をお招きして実際の評価や介入、そして介入前後の変化をお見せしたり(時に参加者にも評価や介入にも参加)、健常者でも実技とその介入前後の変化を提示するような形でセミナーをすることが多いです。

 

 

知識や新しい知見を取り入れることはもちろん大事です。

 

 

しかし、それをどうツールとして使えば、実際の目の前の相手の変化を導けるか?を理解したり、

 

そもそも解剖学をツールとして、患者さんの変化に導けるという場面を間近で見たり、自分の身体で経験して初めて解剖学の大切さや面白さに気づけ、セミナー後から解剖学の本が、

 

あなたの好きな青年男性のバイブル、POPEYEやもしくはタイトルに惹かれ購入したは良いものの95%の人はメソッドを実践しないTarzan、何か読むとできそうな気がするけどTarzan同様実践できない自分の心の弱さに直面させられるPRESIDENT、

女子ならややエッチな内容が載っているにも関わらずクリーンなイメージ戦略により周りの目を気にせず購入しやすいan anのような雑誌と

 

同等のレベルで扱われるようになることを望んでやみません。

 

 

言葉だけではなく、目の前で体験する。

 

 

これは非常に大事だと思います。

 

口でいくら必要性を熱く語るだけでは胸に響きません。

言われてもできなかった経験がある人ならなおさら。

 

 

かちてPOPEYEにのっていた、

 

相手をドキッとさせるテクニック

 

 

的な内容の影響を受けに受けて

 

付き合う前の女性にチューをしようとしてみぞおちに北斗柔破斬を浴びた私が言うのだから間違いありません。

 

 

デモでもそうですよね。

 

明らかに仕込んだであろう人を参加者の目の前で変えて、

被験者の人が

 

「えーーーー、すっごい変わりましたーーーー。もう私が私じゃないみたいに。もーー北川景子になったみたい」

 

 

とやると、どうでしょう。

 

 

怪しい団体の教祖になれますね。

 

 

それじゃダメですよね。

 

 

ランダムに、そして複数の人にデモを介して、それぞれの人に変化を出して、初めて多くの人には伝わるかもしれません。少なくとも、そういったことに懐疑的であったりする人がホントに変わるんだ、すげー。ってなることが大事ですよね。

 

まぁそれだけの大人数に事前に美味しいご飯をごちそうしたり、無言のプレッシャーをかけて仕込むこともできるかもしれませんけど。

 

 

そんなのアホらしいし、1か月の小遣いがピーチ・ジョンのブラジャー4〜6個分の額しかない私には到底無理です。それならブラジャー2,3個買った方がまだマシです。

 
この時、ピーチ・ジョンの下着の価格を調べようとスマホを開いていたために、見知らぬ女子高生に仲良くなる前に生理的にダメ、というレッテルを貼られた始末です。

 

 

ということで今から仕事に行くのをやめてピーチ・ジョン専門店に笑顔で行こうと思います。

 

 

AAカップで良いかな。

 

 

頭で理解するよりも、自分の身体で体験した方がよっぽど良いよ、というお話。

 

終わり。