【初投稿】浪人生活と合格体験記~プロローグ 自己紹介と高3時代~

0.自己紹介から入ってみる

はじめまして。みかわやと申します。……とはいえど、この辺境のブログを見に来てくださるのは大抵ツイッターの方々でしょうから殆どの人にとっては「はじめまして」じゃないですね。今回は、先日アンケートにて投票いただきましたお題の「浪人生活と合格体験記」について(タイトル通り)書いていこうと思います。なるべく冗長にならないように留意します。

1.まずは、受験結果から

浪人生活について語る前に、私の受験結果を確認しておきたいと思います。

センター試験→547/900
国際基督教大(ICU)→〇(進学先)
愛知学院大 商・総合政策(センター利用)→〇
中京大・法(センター利用)→〇
中京大・法(一般)→×
関西大・商→×
立命館大・産業社会→×
大阪府立大・地域保健・教育福祉→×

ハイ、見ての通り、かなりクセが強い結果となっていますね。河合塾様のセンターリサーチでは偏差値52.5、また、旺文社様のパスナビ(https://passnavi.evidus.com/)によると、偏差値が55.0の中京大には落ち、逆に偏差値が67.5のICUには合格しています。

では、なぜこんなことになったのか。このシリーズの趣旨はズバリそれです。この受験結果を見て、多くの人はこう思うでしょう。
「ICUにまぐれで受かったタダのバカだ」と…。
それは半分正解で半分間違っています。本当にまぐれの事もありますが、ICUに受かり、地方私大に落ちたのにはそれなりの理由があるのです。先程も申し上げましたが、今シリーズではその理由を、膨大な自分語りと共に解き明かしていきます。

2.まずは高3から振り返る

「えっ?これ浪人生活の記事じゃないの?」と思った方。甘い。浪人生活は高3から始まっているのです(矛盾)。でもこれは冗談でも何でもありません。元も子もない話ですが、浪人生の受験勉強は、結局高校時代に貯めこんだ知識や経験の延長なのです。高3のとき、どうしていたか。これは浪人においても差がついてしまうポイントのひとつ。忘れられがちだけど。
※もちろん、1年で知識ゼロからの追い上げも可能です。しかし、簡単に申せば「スタートライン」が違います。

さて、本題の自分語りへ。私の高3はまさに「無気力の時代」でした。高2まで文化祭に精を出していた私は、役職から解き放たれた高3では燃えカスのようなマインドしか持っておらず、ただただ惰性でギターとかを弾く日々でした。挙句の果てには浪人生活に憧れを抱く始末。つまり殆ど勉強をしていなかったんですね。
河合のマーク模試や東進の統一テストはおろか、学校のテストもテキトーにやり過ぎて留年の危機でさえありました。

そんな私は12月から渋々ながらも(このとき実は別件で悩みを抱えていました)受験勉強を始めますが、今更理系科目に取り組むには時間が足りない。そこで私は私大型(いわゆる文系三科ってやつです)の勉強を始めました。狙いを定めたのは知る人ぞ知る隠れ名門大学、京都府立大学の文学部でした。実はこの大学、公立大学でありながら理系科目がセンターでさえ不要なのです。加えて研究の実績も十分。京都の街も嫌いじゃありません。

私は昔、英会話スクールに通っていたこともあり、センター試験程度の英語ならぶっちゃけ対策ナシで7割は取れます。国語は古典が苦手でしたが、現代文と漢文でカバーすれば6割は固い。社会科は日本史を選択し、もともとゲームのせいでそれなりに知識があったので一問一答をやりこめば7割はとれるだろう。そういう算段でした。実際に、センター試験は文系3科目に限って言えば76%と、なかなかの得点率でした。
(ちなみに、この話は浪人時代の伏線になります)

ですが、二次試験はセンター試験とは勝手が違います。センター試験と二次試験の最大の違い。それは「問題に答えが書いていない」事。「当たり前やん!」と思うかもしれませんが、四択問題と筆記問題の差は実に大きい。実際、私の好きなクイズゲームでも、四択問題とタイピング問題とでは正答率に雲泥の差があります。
何でこんなことになるのか。流石にお分かりだとは思いますが、センター試験の問題は「問題に答えが書いてある」ので、うろ覚えでも何とか思い出すことができます。ですが二次試験はその逆。ヒントが少ない状態で正確な回答をするには、明確な記憶が求められます。つまり、二次試験では「うろ覚え」はあまり役に立たないのです。記述もあるし。

故に、12月からの付け焼刃の勉強では歯が立たず、あっけなく不合格。こうして、私の高3時代の戦いは幕を閉じたのです。

3.次回予告

「いや待てよ。浪人生活って言っときながら高校時代の話しかしてないやん」と思った方。正解。言い訳をさせて頂くと、思いのほか高3時代について語る事が多かったので、ここでいったん切ることにしました。記事が長いのは誰だって嫌でしょうし。もちろん、書いている私も嫌。まあプロローグだし、多少はね?

さて次回はいよいよ3月からの話。卒業式では一切泣かず、アーケード時代のアイ〇ルマスターの筐体を式後に友達とプレイしたことのほうが印象に残るなど、相変わらず呑気な私。しかし、容赦なく季節はやってきます。そして私は、予備校の門をくぐり、浪人生活をスタートさせてしまうのですが……。

次はいよいよお待ちかねの浪人編。
現役合格勢諸君。浪人生の闇に備えよ。

※こんな感じで今回はプロローグです。その都合上、記事の更新はASAPの精神でやっていきたいと思います。


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