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いざ東京へ。

先週木〜金と、施設にいる母に会いに東京へ行ってきました。
東京は10年ぶりぐらい。
昔、営業回りで行った時におなかが痛くなって以来、
東京の街はトラウマで敬遠してました。

母の施設は小平市にあります。
私はスマートフォンじゃなくてガラケー隊員なので
行く前からパソコンで入念に下調べをして
施設やホテルへの電車の乗り換えもNAVITIMEできっちり調べ上げ
Googleマップで周辺地図もプリントアウトしました。
施設の方や母への手土産もバッチリ。
いよいよ東京行きの新幹線に乗り込みました。
すっごく良い天気の快晴だったので
富士山が綺麗に見えましたよ。雪はまだほんのちょっぴりでした。

新幹線を品川で降りて
浜松町でちょっぴりミーハーな野暮用をこなしてから
また山手線に乗って高田馬場まで行き(ここで30分もかかるのが東京の広さ)
西武新宿線に乗り換えて急行で20分ぐらい行けば小平です。
都会での電車の乗り換えは、ヘタするとぐるぐる回って
自分はどこへ向いて歩いているのか途方に暮れることがありますが
高田馬場では降りたホームの階段を登って
ひょいっと横手へ向くと、もうそこは西武線の乗り場でした。

なーんだ。楽勝!
と思ったのも束の間。
なにか改札前に人がたまって不穏な空気になっています。
どうやらじんしんじこがあって、どこかの駅とどこかの駅の間が運転見合わせになっていたのでした。
生まれて初めてじんしんじこというものに巻き込まれました。
駅員さんが拡声器でアナウンスするのには
15分後ぐらいに動くかもしれないけれども
それも保証できませんとのこと。
マジで……。
とりあえず側にいる駅員さんに
「小平に行きたいんですけど……」と訴えたところ
「小平だったら、電車動いてますから迂回していけますよ」
と言いました。
その駅員さんが手に持ってる路線図を指差しながら
「ここから新宿へ行って、中央線に乗り換えて国分寺まで行って、で、ここで〇〇線の〇〇行きに乗って、〇〇で〇〇線の〇〇行きに乗り換えたら小平です」
とサクサクサクッと説明してくれるのですが
えっとえっと待ってくださいよ。
急に国分寺とか予定にない駅名言われてもですね。
と路線図を見る目もチカチカ。駅名や線の名前も頭に入らず。
とりあえず国分寺まで行って
あとはもう、ええいままよ!と
また登ってきたホームの階段を降りて新宿まで戻りました。
それからは、乗り換えのたびに駅員さんやら
ホームに並んでる人、人、人に声をかけて乗る電車の確認をして
やっとのことで施設につきました。

品川も人が多いね。

8ヶ月ぶりに会う母。
ぜんぜん変わってませんでした。
田舎で使ってた化粧品が底をついたため(兄と兄嫁!母さんの化粧品を買ってあげなさい!!そういう約束だったぞ!!!😡😡😡)
すっぴんでしたが、頬もふっくら。
午前中に美容院に行ってきたとかで、白髪も染めて綺麗になってました。

その晩はホテルで一泊して
次の日は午前中から母のところへ行って
一緒にお昼ご飯を食べて
部屋でいっぱいおしゃべりして
3時のおやつの時間になったので、おいとましました。

今回の東京行きでは
トラウマのおなかも痛くならず、
また電車のアクシデントにも遭いましたが
これで別ルートでも施設へ行けることが学習できたし
また12月ぐらいに東京へ行こうかなぁと思っています。
母のいる施設の施設長さん、職員の方々、ヘルパーさん達、
みーんな良い人ばかりで親切にしていただきました。

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