見出し画像

このゆとりが、豊かさなんだ

超おいしい和食と日本酒を楽しい仲間と堪能して帰宅したら、子どもたちがすでに寝かしつけられていた!!神!!夫を今日だけ神と呼ぼう。

起業&青森移住希望女性とのお食事会でした

私は女性の青森移住+起業促進のための「青森フルール」という係に青森県から任命してもらっていて、本日はその活動に関わるお食事会に参加してきました。青森県出身東京在住で、青森移住希望の女性が八戸に来ていて、一緒に夕食。食事会でもない限り私は普段一歩も外に出ないので、とっても嬉しい機会でした!

今日行ったお店は、「ほむら」という八戸駅前のお店。もう何もかも最高すぎて・・・!とにかく美味しすぎた。すっぽんの茶碗蒸し・5種類ぐらいのお造り・炊き込みごはん・いくらとお刺身・お鍋・自家製のほうじ茶アイス!などなど、他にもいっぱい!!!全部美味しかったです。次、都会の人が八戸に来たら絶対ここを紹介する!って決めました。

タナカミカのインスタストーリーより)

画像1

画像2

画像3

私を支える「豊か」な瞬間

私は人生の中でヒマだと思ったことがほとんどなくて、常に忙しく何かしらに取り組んでいるタイプで、それがデフォルトというか、それ以外の生き方がよくわからないです。(うちの夫は対局で、日中に自宅で二人で過ごしているとよく「暇だー」と口走るので、「掃除も洗濯も夜ご飯作りもしなきゃいけないのになぜ暇だと感じるの?」と頻繁に議論になります。笑)

なぜいつも忙しくしちゃうかというと、たぶん自分の身の丈よりずいぶん高い目標に向かって走りがちで、届くかもわからないようなラインに食らいついていこうしちゃっているせいなのかもしれません。そうすると、その高いラインにかすりもしない瞬間というのが多発するので、「私って何もできないダメな人間な気がする」と感じることがそれはそれは頻繁にあります。

そんな私が、なんとか腐らずに、「また頑張ろう!」って思えて、毎日楽しく生活できているのはなぜかと考えると、やっぱり「豊かさ」を感じる瞬間が日々に確かに存在しているからだと思うんです。

例えば、ご飯が美味しかったとか。時間を気にせず飲み歩けるとか。気の合う仲間と楽しい話ができた、とか。

今日はみんなで「豊かだね〜〜〜」って何回も何回も噛み締めながら言ってました。25-35歳ぐらいの女性が集まって、「豊かだね〜」って言う会話ってなかなかなくないですか?笑 今日集まったみんなは、自ら進んで今日の豊かさを感じにきた人たちなんだなぁって思いました。

豊かな時間を過ごせる環境を自分のために整えるということが、どれだけ重要かというのを改めて感じました。

私の「豊かさ」環境作り2017-2020

東京で出産後もスタートアップで20時間ぐらい働いて死にそうになって辞めて、待機児童でベビーシッターさんに30万払って・・・という生活を抜け出し、理想の子育て・そして理想の仕事環境を求めて青森に移住した2017年。次女出産もして、すぐに仕事復帰しました。実は、今だから言えるけど、0歳児子育てと個人事業主としての両立はめちゃくちゃしんどかったです。あまりに気分の落ち込みが激しくて、昼からお酒を飲んでいました!笑 そしてある日、お昼に寝落ちして長女の幼稚園バスが来たのに迎えに出れず(起きれず)、会議も2つぐらいドタキャンしちゃったことがあって、これはまずいと思って働き方を大幅に変えました。(極端なことをして事件を起こしてから気付くクセをなんとか無くしたいとは思ってる)ただ、2017年は、豊かさを感じる余裕が全くなかったな。

「青森でリモートワーク」の形で仕事を拡大していった2018年。私+子ども2人+実母が青森で、夫は東京という生活にもすっかり慣れ。次女も保育園に通い出したことで自分の時間が生まれ、「今、世界中の人の中で私が1番幸せかもしれない」と謎に豊かさを感じていました。笑 すごい覚えてるのが、1人で近所の道を歩いているときに、子どもと離れて自分の裁量で過ごせる時間が持ててしかも大好きな仕事があることが嬉しすぎて、大声で鼻歌を歌いながら帰ったこと!そのときも、今も、私にとって仕事がいかに大事かということを実感してます。

対法人の仕事を中心に青森で都会と世界の仕事をする形を模索した2019年。仕事がいよいよ盛り上がってきて、子育てに割く時間を短縮するようになりました。仕事がどんどんおもしろく、どんどん幅広くなる一方で、その子育ての負担は実母に行き、まじめな実母が大変な思いをしてしまっていた時期でした。母は自由奔放な生き方を許容する人ですが、昔ながらの子育ての価値観を大事にする人でもあるので、よく怒られていました。「母親ならちゃんとしなさい!!!!」って。それで、親に大変な思いをさせるのも嫌だし、怒られるのも嫌だし、、、ということで、まぁそれだけではないのですが夫を青森に呼び寄せることも視野に入れて検討を始めました。

そして2020年。コロナで世界中が大変で変化が大きい中、私の仕事は拡大を続け、ついでに(!)夫も東京から青森に移住してきました。今、夫も基本在宅ワークで、私も家で仕事をしていて、実家から徒歩7分の一軒家に住んでいます。夫より私の方が今は基本的に仕事が忙しいので、保育園や習い事の送り迎えは夫がメインでやっています。私は仕事の休憩時間(自分の裁量で取る)に夜ごはんを作って洗濯をして掃除をするし、手が行き届かないところについては週2ぐらい実母が来て完璧にやって帰ってくれます。

豊かさを作り出すのではなく、豊かさを感じられる環境を作り出す

そんなこんなで、今、人生で1番、豊かさを感じる余裕があります。豊かさって、作り出すものではなくて、既にあるものをいかに感じられるか、ということなんだと思います。豊かさ自体はすでにある・常にあるということです。ご飯が美味しいとか、おしゃべりが楽しいとか、景色がきれいだとか、子どもの寝顔が可愛いとか。それらを感じられるかどうかがいつも問題なんです。

やっぱり余裕がないと、感じられないよね。気持ち的な余裕。気持ち的な余裕を作り出すのに有効なのは、時間的・空間的・経済的などなどの余裕。この3年ほどは環境をどんどん変化させて、豊かさを感じるための余裕を作り出すことを一生懸命やってきたなぁと思います。ただ、環境が出来上がっていないから豊かさを感じられない、というのも違って、どんなに辛いときでも、豊かさを感じられる瞬間って必ずあると思っています。そういう瞬間を1つひとつ大切に丁寧に見ていくことが、豊かな人生に繋がるんだろうなぁ、とぼんやり思っています。

青森のゆとり

豊かさを得たくて青森に来たんじゃなくて、豊かさを感じられる余裕を作るために私は青森に移住してきました。自分の大きなストレスになっていた満員電車も、待機児童問題など子育て面の大変さも、家が狭いということからも逃れることができて、さらに子育てを手伝ってくれる人が周りにたくさんいることで時間の余裕もできてきました。

すべての人にとっての答えが移住ではないはずで、これは私の個人的な経験値でしかないわけですが、豊かさを求めて青森に移住する人が増えたら本当に嬉しいなと思います!

自分から青森移住を決断したうちの夫も、青森に来て豊かさを感じまくっている1人です。朝起きて、おいしい卵で卵かけご飯を食べるのが至福の時間らしく、「八戸に来てよかった」って毎日のように言っています。(オリエンタルファームの「青森のおいしい卵」にはまってます。よこまちに売ってる!)東京に1人でいたときは、朝ごはんコンビニおにぎり・昼ラーメン・夜牛丼、みたいな生活だったようで・・・朝昼晩と栄養あるご飯が準備される夢のような生活と感じているみたいです(笑)あと、釣りが趣味なんですが、長女を連れて釣りに行っては1回に10匹以上釣ってきてくれます!

東京での生活から離れ、暮らしを大切にする日々が夫にとっては幸せなようです。

青森で豊かさを感じる仲間が増えたら、嬉しいな〜


私の会社、株式会社リモートストーリーズ:https://pla-pi.com/






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?