マイセカンドキャリア・ストーリー
~元国際線CA「完全人生受け身」だった私が
なりたい自分を創造してきた12年~
【マイセカンドキャリア・ストーリー①】
個人での活動を始めて間もなく丸6年になります。
ただその前の「ゼロイチ自分探し」から準備期間も含めると約12年!!
つい先頃スタートさせた
《〜美波動で創るセカンドキャリア講座〜》を準備するにあたり、
あたらめて私自身もここまでの道のりを色々と振り返っていました。
せっかくの機会なので、
備忘録を兼ねてお話してみようと思います。
もしも…これを偶然目にしてくださった
どなたかの勇気に繋がったら嬉しいです。
*
2010年、ちょうど息子の育休明けと勤務していたJALの倒産が重なり、
それを機にCAを辞めました。
40歳を目前に控えていた頃です。
20年も在籍していましたのである程度やり切った感はあり、
辞めることにそこまで後ろ髪ひかれることもありませんでしたが、
現役のときから
「退職したら(つぎの職探しに)苦しむかもな…」という
漠然とした不安はずっとありました。
慣れ親しんだフライトのルーティンならいくらでもこなせても、それ以外の「個」としての自分の資質や強みといったことなんて考えたこともなかったし、
なにしろ「私はなんの資格も特技も持ってないから使いモノにならないだろう」と考えていました。
CAを経験後、セカンドキャリアとしてマナー講師を選ぶ方も多いですが、
私自身はあまり興味が湧かず、
当時2歳だった息子の保育園を確保するためにとりあえず近所で
事務のパートを始めました。
仕事は楽でしたし、
子供のお迎えにも余裕で行けるし、
今までほとんど触ったこともなかったパソコンを使う全く畑の違う仕事に
はじめはワクワクしていましたが、
環境に慣れてくるにつれて今度は
「私、このままでいいのかな…」と
思い悩むようになりました。
【マイセカンドキャリア・ストーリー②】
CAを退職後、事務のパートと子育ての日々を送っていた私ですが、
新しい環境への慣れと共に「私、このままでいいの?」という気持ちが
どんどん膨らみ、憂うつな気分に飲み込まれ、
そのうち毎日がモノトーンに見えてくるようになってきました。
「私はもうこの先、子供の成長だけを楽しみに生きていくのかな…」
「私が次に活躍できるのは、この子(息子)の子供のお世話のとき?」
今思うとだいぶ考えが飛躍してしまっていますが、
当時は「悲劇のヒロイン症候群」(そんなものがあるのか分かりませんが)だったのでしょう。本気でそんなことを考えていました。
そんなある日、
パート先に架けてあった大きな全身鏡で自分の姿を見ていたとき
/
もっと「わたし」として
世の中で活躍したいんだよーーー!!
\
と怒りの感情というか、
たましいの叫びのようなものを自分の内側から感じ、
いよいよ本気で「わたし」を活かした
セカンドキャリアを模索しはじめました。
…とはいえ、CAという職業は手に職があるわけでも
分かりやすい特技があるわけでもなく、
その上私はフライトの現場が好きで、
そこに拘ったために人材育成などの研修経験もなく、
特技や才能を活かした…という次のステップが
なかなか発想できなかった上に、
なぜか幼少期からセルフイメージがとても低く、
自分に自信が持てないタイプだったので、
「なにかしたい」気持ちはあっても、勇気が出なくて
思うように現実を変えていくことはできませんでした。
【マイセカンドキャリア・ストーリー③】
新しい世界へ飛び立つ恐怖と自信のなさから
なかなか思うように見つからない「次の世界」でしたが、
ある日いつも通っていた図書館で、タイトルは忘れてしまいましたが「自分の才能を活かして成功した女性たち」を紹介した本を見つけました。
それを手に取りパラパラとめくっていたところ、
その中に【ウォーキング講師】という職業があるのを知り、
「わぁ!これは良いかも」と胸がワクワクする感覚を覚えました。
亥年生まれのせいか、私は「これだ!」と思ったものには興味の赴くまま
"猪突猛進"走り出してしまう一面もあり(特にインプット系には)、
そこから約2年をかけてウォーキング講師の資格を取得しました。
綺麗な姿勢や歩き方を身につけることが
自分の心や身体の状態をスッキリと整えてくれること、
それによって周りからも良いフィードバックをいただけるようになり、
セルフイメージも少しずつ上がっていくことを心から実感し、
「この良さを色んな人に伝えたい!」と思っていましたが、
やはりどこか自信のない私は内心ぶるぶる震えながら、
なんとかレッスンを不定期に開催しているような状況が続きました。
それまでの人生、学生時代のアルバイトをはじめ、会社員やパート社員など「雇われる」形態しか知らなかった私にとって、「個」として活動する世界はまさに未知の領域!
「自分で考えて、自分で動かなければ収入はもちろん、
状況だってなにも変化はしないんだ…」
そんなことも知らずに起業してしまった私は、その先の未来に不安や恐怖を感じるようになっていきました。
ただ当時の私は(残念なことに)「自分と向き合う」とか「自分を整える」という概念がなく、その不安や恐怖の原因を「メニューが足りないからだ!」と自分の外側にあると考え、
そしてまた「別の資格を取りにいく」という
わりとよくある行動に出てしまいました。。。
【マイセカンドキャリア・ストーリー④】
今から約6年前。
ウォーキング講師としての活動をスタートさせたものの、
常に「これでいいのかな?」と自分のしていることに自信が持てず、
誰かに正解を教えてほしい気持ちでいっぱいだった私が
「お客さまへのサービス拡充のため」という大義名分のもと、
次に勉強を始めたのは『マインドワーク®』という心理学でした。
自分のしていることになかなか自信が持てないのは
\ウォーキング“だけ”を教えているから!!/
そう思っていた私は心理をメニューに取り入れることで、
「ひとりの人の内側と外側の両方をケアしてあげられる!独自性もあるし、
そうすればもう“自信がない私”から卒業できる!」と思っていました。
でも本当はこの頃、「一番ケアしなければいけなかった」のは
自分の内側だったのですが、新しいことを学び、
外側を知識で武装さえすればオールOK!と信じていたのです。
ただ幸いなことに、マインドワーク®を学んだことで、
まずそれまで重要性を感じず実践もしてこなかった「自分と向き合う」
ということの大切さとノウハウを知ることができました。
そして潜在意識のしくみや
それが及ぼす影響の大きさや人間の「こころ」の知識を得て、
それを同じ志で学ぶ講師仲間とブラッシュアップを重ねながら
お客さまにアウトプットしていくことで
どんどん知識が私自身にも落とし込まれ、
徐々に今までの自分とは違う自分が顔を出し始めました。
それまではSNSでの発信なども大の苦手!!
とにかく「カッコ悪い私は見せたくない!自己開示なんかしたくもない!」と頑なに思っていましたし、それ以前に「自分はこう思う」ということすら自信がなくてちゃんと主張できなかった私でしたが、
自分の思いこみや思考パターンを徐々に手放し、心を整えていくことで、
そういったことが段々とできるようになっていきました。
これによって自分が何かから解放されていくような喜びを感じたり、
自己肯定感も上がり、自分に自信が持てるようになり、
結果、人とのコミュニケーションも
よりスムーズにとれるようになっていきました。
さらにウォーキング講師として、「個」の自分としての成長度合を試すためにミセスコンテストに出場してみたりと
「自分なりにはスモールステップ」、でも周囲から見たらきっと「大胆に」行動が変わっていきました。
【マイセカンドキャリア・ストーリー⑤(最終話)】
身体と心を整えていくことで
少しずつ言動が変わり、人生のベクトルが動きはじめた私ですが、
「じゃあ、そこからは全て順調にいったのね?」と問われれば決してそうではありません。
自己開示に慣れ、オープンマインドになっていくにつれて人との交流も増え、さまざまな情報があちらこちらから入ってくるようになりました。
それはそれでありがたいことでしたが、気づけば「私って本当は何がしたいんだろう?」「どこに向かって歩いてるんだろう?」と自分を見失ってしまいました。
さらに成功している方から「これをやったら良いよ」と言われれば
その通りにしてみる。
たとえそれがあまり自分らしくないことでも
「それが"正解"なんだろうから」とやる。
でも案の定、ひどく疲弊する…。
決してそのやり方が間違っていたわけではないのですが、
私にはどうも合わない。
でも、走り出した自分はなかなか止められない。
そんなことをしているうちに
「もう、ちょっとムリかもしれない…」となった矢先、
横断歩道を歩行中に車にはねられるという事故に遭ってしまいました。
さすがにケガは”それなりの”レベルで思うように動けず、
当たり前の日常生活にやたらと時間がかかってしまいます。
なのでそれを良い機に
そこからの約3ヶ月はSNSに殆ど触れることもせず、
日がな一日、愛犬とひなたぼっこをするとか、お菓子を作るとか、
ずっとやりたかったけど「そんなことしてるくらいならブログの1本でも書かなきゃ!」とやらせてあげてなかったことを自分にさせてあげつつ、
そんな自由な自分を焦らせたり責めたりしないようにして
過ごしていました。
それはもう…久しぶりに感じる心からの幸せでした。
それからもうひとつやりかった
「目に見えない世界」のことをきちんと学ぶ時間を持ち、
エネルギー(波動)レベルから自分を整えていくことで、
物事の捉え方の可動域がより一層広がったように感じました。
「“もう、ちょっとムリかも…“の先にもまだ空間がある!」と思えるようになり、そして生きるエネルギーが内側からどんどん湧いてくるようになりました。
すると自然と自分がやりたいこと、
そしてやるべきことの輪郭がハッキリしてくるということを
身をもって体験することができました。
そしてこれはマインドワーク®で教えていただいたことですが、私たちが目指す理想の形は『ボディ・マインド・スピリットのバランスを上手にとりながら日々を生きていくこと』
そうすることで、「○○だから」という外付けの理由に頼らずとも、
自分本来のエネルギー純度高め(=美波動)で自分らしく生きていけるのです。
もちろん私もまだまだ道半ばですが、過去の私のように
「自分の人生こんなもんじゃないはず!」
「人生の後半戦、もっと自分を活かして輝いて生きていきたい」
「でもって、それによって美しさも保ちたい」(笑)
そんな想いをお持ちの縁ある方とたくさん繋がり、
私の持つ知識と経験とそこから紡ぎ出すことばで
良いエネルギーを与え、元気になってもらう。
そして人生の終わりに「あー、この人生楽しかった!」と
心から笑って旅立てる人をたくさん増やしていきたい。
だって、この「魂」とこの「肉体」の組合せで生きる人生は、
この1回きりですから!
楽しみ尽くしてほしいのです。
これが私が見つけた、セカンドキャリアで
「やりたいこと」です^^
==============================
最後に…
ここまでおつき合いいただき、本当にありがとうございました。
このような”自分語り”をすること自体、自己開示がキライだった
数年前の私からは考えられないことです。
(しかも連載してまで!笑)
でも、マインドやエネルギーを整えていくことで、
人目が気になり、自分に自信がなくて自分の主張もはっきりできなかった
自分からいつの間にか卒業していました。
これは私だからできたことではなく、誰でも過去がどうであれ、
人がいくつからでも変われる、ということは
同じように自分と向き合っている仲間を見ていて感じる「事実」です。
だからどうぞこれを目にしてくださった縁あるあなたも
自分を諦めないで、自分の可能性に
光を当てることを忘れないでくださいね!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?