岡本太郎展で「美意識」を鍛えてきた!笑
こんにちは!
三笠書房の3年生編集者です!
日増しに寒くなってくるようで、秋の訪れを感じますね。皆さんはいかがお過ごしでしょうか??
秋といえば「芸術の秋」!
ということで、東京美術館の「岡本太郎展」にやって来ました!
そこで面白いことに気がついたので、今日は皆さんにご報告したいと思います!
■ とっておきの「美意識」トレーニング法!
僕は、友達とよく美術館に遊びに来るのですが、「普通に観ても退屈……」ということになれば、よくやるクイズがあります。
それは「タイトル当てクイズ」です!
これは、互いの知識を競うのではなく、ただ絵を見て、「その絵のタイトルを予想する」というもの。
みんなの回答が出そろったら、ここで「本当のタイトル」を確認して答え合わせ。最も近い人の勝ち!……ということになります笑
たとえば、誰もが一度は見たことがある、フェルメールのこの絵画がありますよね。
この絵を見て、
「お、少女の絵だな……」
「耳には、真珠の飾りをしているな……」
「じゃあ、タイトルは『真珠の耳飾りの少女』かな!」
となれば大正解!ということになります。
既にお察しかもしれませんが、予想が的中することは、ほとんどありません笑
ただ、このクイズ、
意外と盛り上がるほか、「アートをじっくりと観察する」いいきっかけになるんです!
■ この作品の「タイトル」は何だと思いますか??
たとえば、岡本太郎さんの展示品の中に、こんな作品がありました。
鋭いツノ?のようなものが無数に生えた鐘……。
僕はてっきり「怒り」を表現していると思い、『怒りの鐘』と予想したのですが……
──正解は、なんと「歓喜の鐘」!!!
つまり、この鐘は喜んでいるんですね。
となれば、
「じゃあ、なぜこの鐘は喜んでいるんだろう?」
「怒りは、どう表現されるんだろう?」
……と、いつの間にか、岡本ワールドにどっぷり浸かり込んでいる自分に気づいたんです!笑
なんだか「美意識」が鍛えられた気分!!
ぞんぶんに堪能して、美術館をあとにした、というお話でした!笑
■ おわりに
いかがでしたでしょうか!
皆さんには、あの鐘が「喜んでいる」ように見えましたか、それとも「怒っている」ように見えましたか?
あるいは、他の見え方もあるかもしれませんね!
僕と同じように、怒っているように見えた人は、是非是非コメントで教えてください!笑
ところで、山口周先生の『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(光文社)では、
「固定観念に捉われず、感じるままに作品を観る」
と論じられていたような……!
ひょっとして、このクイズには、次世代で活躍するための可能性が秘められているかも……!?
また面白いことがあれば、ご報告しますので、ぜひ覗いてみてくださいね!
(編集部 中西航大)
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